コラム
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今年の目標 すぐるやる大切さ
ナポレオンは時間について、次のような名言を残しています。 お前がいつの日か出会う禍は お前がおろそかにしたある時間の報いだ。 深い言葉ですよね。 本厄だった昨年は、良いとは言えない事がたくさんありました。 厄年を気にする性格ではないと自分で思っていたのですが 立て続けに良くないことがあったので、なんだか厄年の存在を信じてしまいそうです。 ただ、よくよく考えてみると 僕がおろそかにした時間が、そのようなことを招いたのではないか やるべきことを先延ばしにしていたのではないか と、そう思えてなりません。 無意識に毎日の生活を送るのではなく 今この時間をおろそかにしない、やるべきことはすぐに取り掛かるべきですよね。 また、すぐにやる大切さについて アメリカの社会学者のチャールズ・クーリーはこんな名言を残しています。 明日はなんとかなると思う馬鹿者。 今日でさえ遅すぎるのだ。 賢者はもう昨日済ましている。 心にグサッと突き刺さります。もう耳が痛いです。 ナポレオンの名言に戻りますが 反対に時間をおろそかにしないとは、どういう事なのだろうと考えてみると 今この時間を丁寧に過ごすということではないかと思いました。 冒頭のナポレオンの名言を 「今この時間を丁寧に過ごす」というニュアンスに置き換えると お前がいつの日か出会う成功は お前が大切にしたある時間の酬いだ。 となりますよね。 2022年もスタートしました。 今を大切に過ごし、やるべきことをすぐにやる。 そんな年にしたいと思う次第です。 監査2課課長 山田 康弘
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わが社の年始のルーティーン
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『広報いびがわ』に掲載されました
この度、揖斐川町の『広報いびがわ』(令和4年1月号)の13ページに画像のように広告を掲載させていただきました。 同様の広告を今後は池田町や大野町での掲載を予定しております。 広告中のメッセージにあるように、名称は変わりましたが地域に根差した税理士事務所として 皆様のパートナーであり続ける所存でありますので、 あらためて今後とも「けやきパートナーズ税理士法人」を宜しくお願い致します。 (広告中のメッセージ) 『税理士法人いび会計センターは、創業50周年を機に「けやきパートナーズ税理士法人」と名称変更いたしました。 「けやき」は創業の地「揖斐川町」の町の木です。 揖斐郡地域に根差した税理士事務所として、これからもずっとあなたのパートナーであり続けます』
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「今年の漢字」に思う
今年の漢字は、「金」であると発表されました。 なあんだ、またかと思わされました。 「今年の漢字」は、毎年アンケートのようなもので決められるようです。 それならば納得のいく結果であると思います。 やはり大多数の人が「金」のことを好きなんだと。 私だったら、「無」という字が今年の漢字にふさわしいと思いました。 五輪の「無観客」での開催。無観客の中に響く選手たちの声、 無観客の中響く球音。 無観客の中でも、テレビを通して観客がいることを意識しながら熱く戦う選手たち。 そして、コロナ感染拡大を防ぎために、断腸の思いで「無観客」に踏み切った主催者の気持ち。本当に、無観客は辛かったのではないでしょうか、しかし「五輪」開催という国際公約を守ったわが国を誇らしいと思います。 さて、「金」というと、思い出深いことが。 あるお客様にオリンピックイヤーで『今年の御社の業績は金メダルですね』と評価させていただいた時、大変その表現が社長はお気に召され喜ばれ、その後の決算報告会の度によくその話をされたことを思い出します。 気が利いたことを言えた嬉しさと、それを率直に喜んでいただけるお客様。大変良い関係であるなあと思います。今でもそのお客様の喜ばれる姿を思い出すと、ほっこりさせられます。時に言葉は、人に喜びを与えます。年末になるとベートーヴェンの第九合唱付きが数多く演奏されます。「言葉」によって救われ、励まされ全世界が、歓喜に包まれることを祈念して私の今年最後のコラムといたします。 代表社員 国枝宗徳
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“風の時代”となって1年
2020年12月22日に『グレートコンジャクション』という現象が起きました。 この現象は、木星と土星が同じ位置でぴったり重なる現象を言うとのことです。 『新月』(太陽と月が重なった状態)と一緒ですが、『新月』は約30日の周期で起こりますが、木星と土星が重なるのは20年に一度しかないとのことです。 そして、土星と木星は私たちの社会や生活に大きな影響を与える天体で、社会の構造改革が起こると言われています。 コロナ禍は、それを象徴しているのかもしれないですね。 また、それに加えて今回は200年に一度に到来する『エレメント』が切り替わる『グレートミューテーション』が起きて、”地の時代”から”風の時代”に切り替わりました。 “地の時代”のキーワードは、金銭・物質主義・所有・権威。 訪れた“風の時代”のキーワードは、情報・知性・精神主義・横のつながり。 『エレメント』の切り替えは徐々に行われており、次の“風の時代”のキーワードに合致した流れはすでに起きているのではないでしょうか。 例えば「所有」「横のつながり」のキーワードでは、自動車は自分で所有することが多かったと思いますが、ここ数年では「カーシェアリング」が浸透しています。シェアハウスもしかりです。 また、一昔前では、「ヒト・モノ・カネ」と言われていた経営リソースも、「情報」が加えられるようになりました。 始まったばかりの“風の時代”は今後約200年続きます。 重要な経営判断において、大きな流れは “風の時代”のキーワード を意識する必要があるのではないかと思います。 監査第1課 課長 伊藤滋生
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ふるさと納税を楽しむ
今年も年末が近くなり、『ふるさと納税』が大きく宣伝される時期になりました。 実は、私がこの制度を利用し始めたのは、昨年12月からなのです。 それまでは、ふるさと納税によって、自分が住んでいる揖斐川町に支払う住民税が減ってしまうからと気が進まなかったが、昨年からお客様になっていただいた方から「ふるさと納税やっているけど、国枝さんはやらないの?」「実質2,000円の負担で、好きなものをいただけるなんて、良い制度じゃない」「そんなに地元愛が強いんだねえ」などと言われて、よく考えて、『ふるさとチョイス』のようなふるさと納税を申し込めるサイトがある事を知りました。お客様にも関心が高いということは、自分でもやってみないといけないなと思い、いくつか返礼品を選択して、申し込みをしました。 まずは、ふるさと納税でもらいたい返礼品から選んでみた。年末というとおせちの季節ですね。地元に近い大垣市にもおせち料理が返礼品でもらえるとあったけれども、サイトを覗いたのが年末ギリギリということもあり、ほとんどが受付を締切っていました。それならともう少し範囲を広げて選んでみようと、同じ岐阜県可児市の和食屋さんが作るおせち料理を選択しました。その他には、瑞穂市のサボテン寄せ植え、柿ジャム、大垣市のハチミツ、うみたて卵の定期便、ますで作られたランプ、そして全く地元ではないところで福岡県のある自治体のイチゴを返礼品としていただきました。 できるだけ自分がお世話になってきた自治体に寄付をさせてもらおうという趣旨で自治体を選択しています。瑞穂市については、新婚の時から長男の幼少期まで住んでいましたし、大垣市は、出身高校の所在地であり、息子たちの出身高校の所在地でもあるという縁で。 さて、口に入れて消費してしまうものについては、今現在は当然残っていないのですが、大垣市の産みたて卵は、最も選んで良かった品だと思いました。何回かに渡って届いて、美味しい卵をいただける幸せを感じさせていただきました。生産者の方が、手書きでいつとれた卵ですという紙が入っているのも手作り感があって良いですね。いずれの返礼品も、一般的市販品よりワンランク上のもので、贈答品にもすることができるものばかりでした。 現在残っているサボテンの寄せ植えは、サボテンが大きくなってしまい、妻が鉢を分けて育ててくれています。サボテンだけでなく、小さなキリンのフィギュアなども一緒に鉢に入れられて遊び心があるなあと感心させられました。ますは大垣市の特産品。木材の良い香りがするおしゃれなランプなのですが、光量の調整ができないのが難点、惜しいですね。 本来のふるさと納税の趣旨って、生まれ故郷を離れて住んでいる方が、故郷を支援するために寄付するということなのでしょうけれど、やや拡大して解釈しても良いのかなと。 今年のふるさと納税については、年末ギリギリはやめて、一年で平準化して申し込みをさせていただきました。 季節のフルーツの返礼品をいただける香川県のある自治体以外は、すべて自分が訪れた、あるいはお世話になった自治体です。 岐阜市→前職事務所の所在地 本巣市→当事務所スタッフ3名の住所地 各務原市→妻の実家の所在地 高山市→言わずと知れた岐阜県一有名な観光地、コロナ禍で苦悩されていることを考えて 倫理法人会で数回宿泊していたり、妻と旅行で行ったりしたことも 松本市→クラシック音楽愛好家の聖地で、5回ほどコンサートに行っています 羽島市→岐阜県唯一の新幹線駅の所在地、妹の嫁ぎ先 ふるさと納税の返礼品は、本当に多岐に渡っていて、自分で買うのはためらうけれど、もらえるのならばというものもかなりあって楽しめます。この制度は、地場産業の発展にもつながるものであり、同制度が広く支持されて、行き渡るようになったのは歓迎すべきことであると思います。
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ホームページリニューアルオープン
けやきパートナーズと事務所名を変更したのをきっかけにホームページを全面リニューアルしました。 事務所名称を変更したのを皮切りに、事務所名称を変えたのならば、ロゴマークも変更しようということで、IBIを形どった前のロゴ、コーポレートカラーであるスカイブルーから変更するということで落ち着きました。 さて、そのロゴマークは、どこで制作してもらおうか検討した時に、企業理念も踏まえて、どのような企業となっていくかをもトータルで考えてデザインしていくということを勧める横浜のとある企業さんの話は、大変傾聴するに値するものではあったのですが、結局のところ、印刷物にも、ホームページにもロゴマークは使っていきます。そうなると、ロゴマークだけを遠い横浜の業者にお願いするのはどうかと思われました。横浜よりはるばるご説明に来られることなく、テレビ会議での説明であったこともありました。 では、印刷もできて、ホームページも力を入れている地元企業さんを選んではどうかと考えました。以前から印刷での取引があった所で選択するならばと考え、揖斐川になじみのある企業さんということもあって、大垣市のダイキューさんにお願いすることにしました。 11月1日にホームページアドレスも変更してリニューアルオープンとなりました。オープンから1ヶ月経ちましたが、非常にスッキリしたデザインで、コンテンツが程よく整理され分類されているので、見やすくなったのではないかと思います。 コーポレートカラーをグリーンに変更し、一部にけやきのイメージと重なる茶色を配してあります。揖斐の山並みと木をイメージさせ、やすらぎと安心感のある雰囲気になっています。緑は、親愛と安定をもたらすカラーと言われます。私たちは、お客様に親愛を持って接して、経営が安定軌道に乗せられるようお手伝いをしていきたい、そしてお客様からも親愛の情をもっていただけたら良いなあと思っています。 新ホームページでは、新たに「コラム」コーナーを設けています。こちらの執筆者は、代表の国枝をはじめ、課長等の幹部職員にも加わってもらい、けやきパートナーズの有するスタッフの顔ぶれがわかるような構成とします。当面は、最低月2度の更新としますので、更新をお楽しみください。
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「いび会計センター」という名称の起源
2021年11月1日月曜日、月初め、週初め、1が並んでそして大安という物事を始めるのに最良の日にいび会計センターは幕を下ろし、けやきパートナーズが始動しました。 前の名称である「いび会計センター」は、当事務所が平成16年に税理士法人を設立する時に変更したものですが、以前は漢字での表記ではあったのですが、税理士業務の補佐を行う記帳代行会社でもある「有限会社揖斐会計センター」という存在がありました。その有限会社は平成3年に設立されたものです。その前より、個人事業として、「国枝隆税理士事務所」と並行して「揖斐会計計算センター」という商号の事業を営んでいました。その発端が、昭和50年台後半なのではなかったかという記憶です。現在地に事務所が移転した昭和55年頃から「揖斐会計計算センター」が登場したのです。 その当時、まだコンピュータは普及していない時期であり、当然、大変高価な商品でありました。手書き伝票が普通、手書きの総勘定元帳は当たり前、まだ電卓よりそろばんという時期であったと思います。その時代では、手書きの元帳から活字の癖のない綺麗な文字への変換、計算のスピード、正確さがとても価値があるものだったのです。ですから当時の名称である「会計計算」の付加価値が高く、希少性があったのではないかと思います。 平成の30年間で、オフィスにパソコンは当たり前で、安価なパソコン、ソフトウェアの普及で会計計算のウエイトが大きく低下しました。あらゆる申告書、申請書の手書きがなくなり、さらに電子申告により、役所に行く手間が省き、電子納税は、金融機関に出向くことをなくしました。そのような背景を考えるならば、会計計算というバックオフィス業務の比率が低くなっていくのは当然です。そんな時代の変遷を考えると、税理士事務所が、「会計、税務」という名称を付すのは時代遅れになっていると思い、今回の事務所50年を機に変更を思いついたわけです。いび会計センターという名称からの脱皮は、「昭和から令和へ」と時代が変わってきたのも契機という訳です。 けやきパートナーズという名称は、行政書士、社会保険労務士とも相性が良いため、全ての法人名をけやきパートナーを頭につけるということで統一することができました。中小企業の経営者の良き永続的なパートナーになるという経営理念(体)を名で表したいという私の思いにフィットし、かつ創業の地である揖斐をいつまでも大切にしたいという「揖斐川町の木けやき」がミックスされ、私は本当に良い名称にできたなあという思いを持っています。この名前であれば、きっと未来永劫変える必要はないように思ってしまうくらいで、1年前にこの名前に変更しようと決めた時以上に気に入っています。