コラム
-
人間関係を良好にするには
ある地元信用金庫さんの主催する「WEB」による講演会に参加させていただく機会をいただきました。 講師が著名な斎藤孝先生ということで、期待できるだろうと思ったので参加しましたが、やはり人気の講師は違う。雰囲気といい話の分かりやすさといい超一流とは彼のことをいうのであろうと思います。まず、終始笑顔であり、押しつけがましくない話し方が素晴らしいなあと感じます。 斎藤先生は、『人間関係のよい組織を作るには、まずはトップが「笑顔でいることですよ」「ほめてあげ認めてあげることですよ」とか、「相手を知って、その関心に自分を合わせていくことです」』など時折ユーモアを交えながら話されたのですが、その話し方は、まるでその場に聴衆がいるかのようでした。これは、自ら動画を研究しているからできるのでしょうか、驚きでした。そのような話しかけ方であると本当にひきこまれますね。今度はリアルな斎藤先生の講演をを聴いてみたいものです。 先日お会いした新米社長さん、「笑顔」「声の大きさ」が印象的でした。お話の内容だけでなく、その方の見た感じ、声のトーンも非常に重要であることがわかります。
-
長い梅雨も明けるだろう
今年の梅雨は、5月からと早く、梅雨明けとなったのが、7月中旬で2ヶ月近くもあったようだが、コロナ禍も今年の梅雨のように長く長く続いていますね。とはいうものの、高齢者へのワクチン接種も徐々に進んでいますので、コロナ感染しても重症化するリスクは低くなると思われます。英国で行われたG7においても各国の首脳たちは、近くに寄ってマスクなしで談笑をしていること、昨年は行われなかったプロ野球のオールスター戦が行われたことを考えると、着実に出口が見えてきた6月から7月の動きだったと思います。また、7月22日から競技が行われる東京オリンピック2020、さまざまな批判のある中での開催ですが、選手たちには、何の非もないことです。それぞれの国の威信をかけて、競技に挑まれる選手たちに、テレビを通して声援を贈りたいものです。そして、その競技姿勢や言葉から感動を得たいものだと思っています。東京オリンピック招致が決まった時の気持ちを思い起こしながら。
-
私の不安解消法
経営者であればだれでも常に絶好調、最高に気分が良い時ばかりではないでしょう。会社の業績に思いを巡らせ悩み、職場での人材管理について悩み、資金繰りに悩みと「悩み」は尽きないものがあります。できるならば、常に表向きも「明朗」、心の中も「明朗」とありたいのですが、私は決してそこまで強い人間ではありませんので、知らず知らずのうちにストレスをため込むこともあったのかもしれません。 私は、不安なことがあるならば、その不安要素を書き出してみて、その不安にどう対処すると良いかを書き出して不安を分析してみます。すると、誰にその不安を相談することができるのかも次第に明らかになってくるものです。不安を解消していくには、何よりも考えてばかりではだめで、とにかく「動くこと」も大事です。不安要素の整理ができたら「外に向けて話す」ことです。そしてリラックスすることを考えましょう。私の場合は、クラシック音楽を聴くことです。最近は、インターネットで世界一のオーケストラと評される「ベルリン・フィル」のコンサートをライブで楽しめる時代となりました。これは、コロナ禍による「オンラインの進化」ということでしょう。 皆様方経営者様も、身近な相談相手として当事務所に経営上の不安を話してみてはいかがでしょうか。意外に簡単に解決手段が得られるかもしれません。
-
ワクチンで吹き飛ばせ、寂しいこどもの日
揖斐に生まれ育った私にとって、揖斐川町の三輪神社で行われる例大祭である「揖斐祭」は、特別な思い入れがあります。その祭は、今年も2年連続で実施されませんでした、新型コロナウィルス感染拡大予防という決まり文句により。なんだかとてもひっそりしたこどもの日であったように思います。小学生、中学生の時に、ずっと祭を見てこられた幸せ、祭は当たり前にあるという概念が吹っ飛んでしまう出来事ですよね。いつも5月になると祭りのお囃子の音、そして子供歌舞伎の役者たちの熱の入ったセリフまわし、勇壮な神輿担ぎ達の掛け声といった祭りの音が耳に残る日々が数日間続いたことを今でも記憶しています。男たちの飲む日本酒のにおい、好き嫌いを問わず祭りの風情を掻き立ててくれます。それが、緊急事態宣言下、下戸の私には、アルコールの匂いさえ嗅いだのがいつの頃なのだろうかというくらいであります。 しかし5月中旬からは、ワクチンの接種が始まり、きっとワクチンの接種の進展により、普段の生活が徐々に戻ってくるようになるでしょう。そうなれば、来年は揖斐祭も再開できるのであろうと思えますよね。 ただ、気になる数字は子どもの数です。なんと日本に住む15歳未満の子どもは1493万人なんですね。子どもを安心して生み育てられる環境を整備することが更に強く求められていると思います。
-
採用は指揮官先頭で
4月22日現在、当事務所では求人活動を行っています。大学生の真剣な眼差し、姿勢に触れるとこちらも熱くなり、刺激を受けます。今の学生さんで感じているのは、説明会や面接に出席する際の服装や髪型は清潔感があり整っていること、聴く姿勢に真剣さが感じら れること。一方で、電話には出ない学生が多いという こと。そして中には折り返しの電話さえしてこない学生もいることもあります。その中で私が電話したらほぼ必ず電話に出てくれた学生さんにはとても良い印象を持ちました。当事務所の担当者はお客様を相手にします。お客様から『好感』を持たれる人物というと、聴く力、説明する力が高い人物だと思います。質問の意図を確認する発問、うなずき、時に驚いてみせるなど、言動によって聴いているということがよくわかるという人物です。先の電話に出てくれた学生は、実に聴く姿勢もよく感心させられ、惹きつけられたものです。 学生に電話をかけるところまで代表がやるというのは疑問に思われるかもしれませんが、さほど大きくない事務所であるからこそ、代表者が率先して、学生にアプローチすべきだと思うのです。このようにしていかなければ大手の後塵を拝することになる可能性があります。採用については指揮官先頭です。社長が大いに自ら自社の特色、方向性を語るということが学生の胸に一番響くのではないでしょうか。
-
新しい時代の求人活動
3月1日より求人活動が本格的にスタートしました。去年から引き続きコロナ対策を徹底しての求人活動になりました。当事務所は、前年は新卒採用を行わなかったため2年ぶりコロナの状況下では初の活動となりました。すっかり「オンライン」による説明会、面接が完全に定着したようです。学生側は、全くオンラインに抵抗がないようです。これは大学での講義で慣れているからでしょう。学生から不安という言葉は聞かれません。カメラへの写り方についても自身をうまく見せようと努力していると思える学生もいました。オンラインを活用した求人活動、メリットとしては、①企業側にとって場所の確保に困らないという点、②会場を借りる手間と費用がかからない点、③当然ながらコロナ感染を恐れる必要がない点が挙げられると思います。 来年の3月には、私の予想では、コロナはある程度収まってきていると思っていますが、オンライン対応はやはり必須になると思います。それは、学生側がオンラインの便利さに慣れているからです。オンラインで情報を得られるならば、まず得ようとする貪欲さを感じます。企業側のメリットと同じで、就活にかかるコストを抑えるということもあります。それ以上に、自宅等のリラックスできる場所で、企業に関する情報を得たいというニーズもあるのではないでしょうか。コロナによって、新しい時代が早く幕を開けた、日本では立ち遅れていたデジタルシフトが促進されたと強く感じます。企業側は、迅速にデジタルシフトに対応していく努力が欠かせません。
-
ホームページに採用情報を追加
3月1日、新卒者に対する会社説明会が解禁されます。それに先駆けて当事務所もホームページに「採用情報」を追加しました。私たちは、この2年間で新卒を3名採用し、全社あげて、新卒採用が成功するように努力してきました。ただ、常設の採用情報のページを設けていなかったことが気になっていました。今回は、現従業員の声を数多く掲載して、私どもがどのような雰囲気で仕事をしているかイメージしやすいようにしました。 この2年に就職してくれたスタッフが快く協力してくれてありがたいことでした。なお、このページには、YouTubeにリンクされた動画が含まれており、入社式の模様など新卒社員さんが経験するイベントをご覧いただけるようにもなっています。2022年卒の採用に「オンライン」説明会、面接も導入していく予定です。オンライン研修は当たり前にフル活用しています。みなさんも、ネットをうまく活用した採用・育成を考えられてはいかがでしょう。
-
手紙で思いを伝える大切さ
脳卒中で入院後に、職場復帰を果たして1年が経過しましたが、この1年みなさまの支えもあり事故なく過ごさせていただけました。感謝申し上げます。 その思いを最も伝えたかったのが、約3か月近く毎日のように顔を合わせてリハビリをしていただいた20歳代前半の理学療法士さんと作業療法士さんでした。かなりの重症患者であった私の世話をするのは大変なことでしたでしょうに、明るい笑顔を見せて、懸命に私の回復に手を貸していただきました。そこで、年末に近況報告と入院中にお世話いただいたお礼を手書きで書いて封書で送りました。2人とも大変喜んで、年賀状や、メッセンジャーを通して「リハビリを施術する上で大変励ましになり、自信になった」といった気持ちが綴られていました。人間、感謝されるとうれしいものです。しかし、感謝する気持ちを内に秘めていては、伝わらないかもしれません。「手紙で」思いを伝える、「顔を合わせて」思いを伝えるということが、いかに人間関係の良い潤滑油になりえるかを改めて思い知らされました。