けやきパートナーズとは
税理士法人いび会計センターは、創業50年を機に「けやきパートナーズ税理士法人」と名称変更いたしました。 けやきパートナーズは、揖斐川町に位置する地域密着の「税務」・「法務」・「労務」・「保険」サービス等を提供する「ワンストップ型」事務所です。
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コラム
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経営者としての務めとは何かを考えたい
年度替わりの4月は、新入社員が、新入生が希望と夢を胸に新たなステージに足を踏みいれる季節です。この季節の「少し肌寒く」「ピリッとした緊張感」の中、桜の咲く雰囲気が私は好きです。皆様の中で、ご進学、ご就職でお子様が巣立たれた方も多くいらっしゃると思います。新しいステージで、成長されること、ご活躍されることを祈ります。 気持ちを入れ替える、初心に帰る機会ともなるのが、新年でもあり、新年度もあると思います。事業を始めた時の初心を思い出してみていただきたいです。最近、昔の意気込みはどこにいったのか?入社当初のさあやるぞといった意気込み、新しいことを学ぶ意欲にあふれた新入生当時の思いをこの機会に思い起こされてはいかがでしょうか。それとも、「起業」当初の意欲にあふれたご自身、親から引き継いで代表になり気持ちのたかぶった当時の自分を思い起こされてはいかがでしょうか。 さて、企業の代表者である皆さんは、自社をどのような会社にしたいという思いはあるのではないでしょうか。食べていければそれでいいと思っている代表者は、いないと信じています。どなたも、自社が『社会的に認められて、儲かる会社でありたい』と思っていると信じています。例を挙げるならば、「会社の利益を1000万円、代表者自身の役員給料も年1000万円には最低限したいな」というものです。ところが現状、「利益は出ていない、役員給料は、600万円しかとれていない」としましょう。そのような会社は、『社会的に認められていない儲からない会社』と言って過言ではないと思います。このギャップを埋めるためには何をしなければいけないですか? その「ギャップ解消方法を考え、実行に向けて組織を動かす」のが管理者の仕事であり、経営者の仕事であると思います。中小企業の場合は、現場の仕事を代表者が自らやる必要もあるかもしれませんが、それに没頭しすぎてはいけません。代表者は、日々の業務に追われない環境に自らを置くようにしていくべきです。大所高所より会社を見て、方向性を決めるのが経営者です。現場仕事に没頭しすぎていては、本来経営者が行うべき仕事ができないのではないかと思います。今は、現場仕事を数多くやっているが、それを部下に委ねていくようにしないと組織的な仕事ができません。企業の成長発展がもたらされません。 ですから、会社を大きく強い会社にしていくには、次の点を考えるべきです。 代表は、代表しかできないか代表がやるべき仕事のみをやりましょう。 代表しかできない仕事ばかりの場合は、仕事ができる部下を作りましょう。 仕事ができる部下に、代表がやっている仕事を任せましょう。 代表は、常に会社の経営成績や資金繰りを把握しておきましょう。 代表は、この会社で、何をなし遂げるかという「目的」、「ビジョン」を作り、公表しましょう。
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受験。初志貫徹、よくやったな!
息子が、就活、受験という1年でしたが、この3月にようやくピリオドを迎えることができました。 高校1年生からずっと同じ大学を第一志望に掲げてきて、そこに合格することを目標として高校3年間を送ってきました。親からの「もっと受かりやすいところで」という言葉にも心揺るがずに、「初志貫徹」してくれました。第一志望校を受験して、見事に合格を勝ち取った息子に、よくがんばったと言ってやりたいと思います。やり切ってくれたことを誇りに思うし、本人は大変な自信になったことでしょう。 受験は、2月下旬ということで、その間は緊張して待っていたのですが、その間に高校の卒業式がありました。 岐阜県の高校は、3月1日に卒業式を行うと決めてあるのでしょうか、3月1日は土曜日であるのですが、実施されました。土曜日実施であるためか、両親とも参加するという方も多かったですね。よく晴れた日に、緊張しながらも堂々と体育館に入場してくる卒業生たちを観させていただき、やはり人生の一区切りを見届けるというのは大事なことだなあと思わされました。入場は、音楽部の合唱「365日の紙飛行機」をバックにしてでした。これも、卒業式にふさわしいと思いました。卒業生代表らの言葉に、すべて入学1年目での「コロナ」でのマスクありでの辛い生活が思い起こされ、特につらい時期を送ってきた年代だったんだなあと胸が熱くなってきました。コロナを乗り越えて、大きく成長した高校時代だったと胸を張って言えるという卒業生が多かったのかもしれません。退場の際は、吹奏楽による「エール」(いきものがたり)が流れる中で。歌詞はないものの、歌詞を思い起こしながら聴くと、じんわりと涙が出てきました。式典の中で、生徒たちが演奏する音楽って、上手い下手は関係なく、感動してしまう。これで、3人とも高校を卒業させることができたんだなあと思う安ど感も相当ありました。 卒業式終了後に、クラスルームに移動して、最後のホームルームを親も見学させていただいたのですが、大半の生徒が合格発表待ちであるだろうに、すごく明るい表情で、「このクラスで楽しかった」という感想を言っていましたが、本当に良い仲間たちと切磋琢磨して学習できたのだなと実感できて、これにもまた感謝の気持ちがわいてきました。この高校は、自由と明るさがあって、やっぱり素晴らしい伝統校であるなあと。晴れ晴れした気持ちになって帰宅しました。そのあと約1週間ほど後の合格発表。 やっぱり、まわりの仲間たちも高い目標を掲げて頑張り続けているから、それに引っ張られてもいるのだろうなあと思わされたのでした。親として、「遠出しない、演奏会いかない」ということをしていましたが、久しぶりに夫婦で3月中旬に名古屋フィルハーモニーの演奏会に出かけました。
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スマホで確定申告、今年もやってみました 「乙」欄ってなにか?
もちろん、税理士事務所ですから、自身の申告についても「事務所で使っている所得税の確定申告ソフトを使えばいい」のでは?という声もあるのでしょうけど。「スマホ」と「マイナンバーカード」で完結するから「スマートに確定申告」しようという税務当局の呼びかけに応じて今年もやってみました。 興味半分でもありますし、ひょっとしてお客様より聞かれるかもとか思うと、「試しに」やってみるというのは税理士として大事なことではないかと思うからです。 まず試したのは、給料2か所にふるさと納税の1か所の申告の妻の申告。これは、さほど難しいものではないなあと感じました。「年末調整を行った源泉徴収票」「行っていない源泉徴収票」を別々に入力するところ、まずわからない方がおられるかもしれません。。「年末調整を行ったか否か」の判断は、「摘要」という文字が用紙の中央あたりにあると思うのですが、その横に「年末調整未済」と書いてあるかどうかで判断できます。それか通常、年末調整していない源泉徴収票は、金額が3ヶ所書いてあるだけです。「支払金額」「源泉税額」「社会保険料」の数字です。逆に入力しようとしても、入力できる欄が足りないということで、間違いに気が付くことでしょう。 「年末調整を行った源泉徴収票」は、1枚しか入力できません。これは、年末調整については、1番支払いの多い勤務先で行うということです。当然、2か所以上で年末調整を行うことはできないということも意味します。年末調整は、メインの給料から行い、メイン外の給料のほうでは年末調整を行わないということです。メインでない給料のほうは、必ず「源泉徴収額」が出てくるのです。メインでない給料のほうを税額表の「乙」欄で源泉徴収を行っています。 ですから、2ヶ所以上の給与を支給される人は、確定申告しなければ、正しい年間の所得税を算定することができません。 ただ、何らかの理由で年末調整されていない給料のみしかない方を見ることがあります。この場合は、税金を払いすぎていることもありますので、確定申告することです。そして、払いすぎた税金を戻してもらうのです。 そのようにならないために、「扶養控除等申告書」は、必ず給与をもらっているいずれか1ヶ所に提出しましょう。この申告書を提出している先で、年末調整を行いますから。 スマホによる申告に戻ります。感想としては、専門的な知識を持っている人が、隣にいて用語について確認しつつ進んでいくならば簡単だと思います。ただ、税に対する知識が乏しい方にとっては、「用語」に戸惑うのではないでしょうか。 インターネット上に数多くの専門用語の解説が掲載されていても、説明がわかりにくいかもしれませんね。そんな時に、ちょっと聞ける存在として税理士は、存在しています。どちらかというと、税理士は「教えたがる」タイプが多いのではないでしょうか。軽い質問でもお待ちしていますよ。そう、複雑な案件については、やはり料金はいただくことになりますが、専門用語の意味を分かりやすくってところは、税理士事務所は、得意であると思います。
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