けやきパートナーズとは
税理士法人いび会計センターは、創業50年を機に「けやきパートナーズ税理士法人」と名称変更いたしました。 けやきパートナーズは、揖斐川町に位置する地域密着の「税務」・「法務」・「労務」・「保険」サービス等を提供する「ワンストップ型」事務所です。
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コラム
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86歳円熟の指揮者、小林研一郎さんのヴェルディレクイエムを聴く
名古屋フィルハーモニー交響楽団の7月3日金曜日の定期演奏会に行ってきました。 早くも1週間近くも経過しているのですが、本当に行ってよかった公演でした。 ベテラン指揮者小林研一郎さんの指揮を見るのはコロナの前以来になっていました。2018年、平成30年ですね。サントリーホールでチャイコフスキーのマンフレッド交響曲で指揮する姿を見て以来8年ぶりのことです。すなわち、令和となって初めてです。事前にネットで検索していると、10年前にも同じヴェルディのレクイエムを同じ顔触れ(名フィル+岡崎混声合唱団等)でやっていることが分かりました。小林氏のお得意の曲だということでしょう、そして炎のコバケンという異名を持つ小林氏が持っている「熱さ」が存分に発揮される曲であろうと想像されました。合唱、独唱付きという大きな編成で演奏され、全曲で90分という大曲、ぜひ聴こうとということで、早めにチケットを入手していました。そして分かりやすいことに1階11列11番という1並びの席を押さえられました。指揮者小林氏の動きも良く見ておきたかったというのもあって、前方寄りということで押さえた席でしたけれど、非常に出入りもしやすくて、奏者も全体的に見やすい席で良かったなあと思います。 この公演では、合唱が、2階席の通常はお客さんが座るシートに位置されていたのです。100名を超える合唱団を正面に見られる席ですね。まずは、合唱団が入場してきます。岡崎高校の合唱部、岡崎混声合唱団と続きましたが、高校生の若々しい「白のシャツ」に目を奪われます。すでに1階席は空席はありません。びっしりと席が埋まった中で、歌えるっていうのは気持ちが昂るものです。高校生のうちに、名古屋栄の立派なコンサートホールで演奏できる機会に恵まれるというのは羨ましいことです。さらに言うならば、世界的にも有名な老巨匠小林氏の指揮で、歌ったというのはいつまでも思い出に残るのではないでしょうか。 私も、大学生の当時、小松一彦氏という指揮者のタクトで歌ったことがあるのですが、まだ小松氏は若く「険しい表情で」、もっと子音を出してとか注意されたことを思い出すし、演奏会後に、「グリーの諸君、良い出来だったよ」みたいな言葉をかけられたことを覚えています。 さて、管弦楽団の奏者の入場が終わり、若いコンサートマスター森岡さんが入場されてチューニング、そしていよいよ指揮者とソロ4人を迎える時になりました。どんな様子で小林氏が入場するのかとかたずをのんで見守る観衆。小林氏が出てこられました。まずは、合唱団に起立するよう合図します。でも、そのご様子が、身振りいっぱいではないのです。やはり8年の歳月が流れて、小林氏もすっかりおじいちゃんになられたなあという印象を持ちました。指揮台への歩みも、ゆっくりしているし。そして、小林氏は、指揮の最中に「譜面」を見ないので、譜面台が指揮台の前には置かれていないのが通常であるのに。今日は、譜面台が置かれ、その譜面台の上には、楽譜の表紙が見えます。あれ?と思いました。指揮台に上がるときも、軽快さはもうありません。譜面台を手の支えに使っている印象なのです。そんな86歳の巨匠が、目の前で指揮をされる。そんな緊張を感じるものでした。 長年、感動的な「歌心」あふれる指揮をされてきた小林氏、時に唸りながら、音楽を紡いでいった炎のコバケンともいわれた小林氏は、そこにはいませんでした。もちろん、それを期待する自分はいたのですが、今まで多くの感動をいただいた小林氏に、感謝の思いを持ちつつ、愛おしんでレクイエムを聴こうと決めました。 曲に入ると、合唱団と4人のソロの見事なこと、これに圧倒されました。岡崎の合唱は、近藤先生というカリスマ的指導者の下、よく音色がそろっていて美しさにあふれています。フォルテでも崩れず、ピアニッシモでは背筋を伸ばさせるような音色です。濁りのない「透明度」がこの合唱団の持ち味なのだと思わされます。そして、4人のソロは、声量は十分に大きく、ダイナミックで声質も美しさにあふれていました。とりわけ、テノールの笛田氏の抜けるような高音、心地よい声質は、ぜひ今度はテノールリサイタルで聴きに行きたいと思わされるほどでした。 それにしても、合唱付きの曲は、生で聴くに限ります。生で聴いてこそ、その感動を直に味わうことができます。ヴェルディのレクイエムは、声楽がかなりの部分を占めています。小林氏は、何度も合唱団に「いいよ!そうだ。その調子だ」という感じで、オッケーサインを出したり、観客席に顔を見せつつ、観客席の奥の方まで声を飛ばして!というサインを送っているのは、相変わらず変わっていないなあとは思わされたし、金管楽器を派手に鳴らす感じはいつものコバケンだなあとか思いつつ聴いていました。 そして、終演後、いつものように演奏者にねぎらう声かけをされているのを見ると本当に、一音楽家として優れているだけでなく、人間としても尊敬できる人だと思わされます。今日は、炎のコバケンというより、冬の囲炉裏端の炎でみんなをあたためている老巨匠小林研一郎の姿を見せられた感じがしました。
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山陰への旅⑤松江観光 ゆったりした空気が支配する城下町
6月12日のことです。皆美館を出て、まず向かったのは「松江城」でした。宍道湖のほとりに建つ市役所とは対照的に、松江城を見上げる感じに立地するのが県庁の建物でした。岐阜県とは規模が違うからかもしれませんが、高さがあまり感じられません。低層でどっしりとした趣があります。これって松江城をのある雰囲気を活かすということであったようです。高層ビルが、ない市内で、歩行者用道路も幅広く取られているのが印象に残ります。山陰で一番の年であるのですが、「慌ただしさ」が感じられない落ち着いたたたずまいを感じる官庁街です。松江城天守へは、階段を上っていかなければならないので、暑くて汗をかいてしまいます。身体障害者手帳を提示すると無料で天守へと上らせていただけます。国宝松江城、近くで見ると非常に伝統的な建物という感覚になります。石垣の積み上げ方も非常に立派であると思わされますし。近くまで行って観る価値は大いにあります。そして、天守への入場は、どうかと言いますと、伝統ある木造建築の良さを内部から味わうことができます。姫路城ほどの規模ではないものの、内部は思ったよりも大きく、いくつも階段を上っていかないと最上階にはたどり着きません。狭く急な階段で、上るのも一苦労させられましたが、最上階に上って下界を見下ろす景観は非常に心地よいものがあります。そして、私にとってより怖さを感じるのは下り階段です。階段の木材が滑りやすいので、一歩ずつゆっくりとという感じで歩を進めないといけませんでした。木造を保護するためでしょう、下足を脱いで靴を持ち歩く必要があるので、大きな荷物は持っていくことはできません。荷物は宿やコインロッカーに預けて歩くのがおすすめです。 松江城を上り下りすると大変のどが渇いてきます。ということで、松江城近くにある明治時代の洋風建築である「興雲閣」の中で、営業している喫茶店亀田山喫茶店に行き、しばし休憩をとりました。興雲閣は、大正天皇がお泊りになる迎賓館として使用されたほどの建物で、広く開放的な作りで優雅さを感じる作りです。その後、松江城を後にしてて北へ向かいます。今回のお楽しみの一つでもあった「小泉八雲記念館」へと再び歩いて移動しました。松江城からは森の中を歩いていく感じで、ここは本当に県庁の近くなのかというような静けさの中を歩くことができました。 小泉八雲記念館に到着する前あたりの松江城のお堀と記念館の雰囲気がとりわけ素晴らしいのです。道路のわきには、低い木造家屋が連なり、その反対側に松江城のお堀が見られる、非常に美しい景観だなあと思わされます。ここの歩行者道をゆったりと歩くのもまた良いだろうと思わされます。小泉八雲記念館は、非常に資料が充実していて、かなり見入ってしまいます。この資料館を見てから、連続テレビ小説ばけばけを見てもまた良いだろうなあと思わされるくらい、あのドラマの理解を助けてくれるものであると思います。小泉旧邸を含めて1時間近くは滞在したと思います。小泉八雲記念館近くを「塩見縄手」というようで、松江観光の名所のようです。しかし、人であふれかえるというまでではなく、ゆったりとみられたのが良かったと思います。 松江観光は、平日金曜日であったからでしょうか、人が多くてうんざりすることは全くありませんでした。ランチに、皆美館近く、カラコロ広場近くの遊覧船乗り場近くの洋食店でのランチを予約していたので、今度はタクシーを利用して戻りました。ネットで調べた店で人気店なのか、食事後は金曜日なのに待ちの列ができていました。 せっかくの水の都松江だ、堀川遊覧船に乗ろうということで、乗りました。「船頭さんの案内」「橋くぐりの時の頭下げ」「船頭さんの歌」「数多くの橋の下をくぐる船」というのも良いですが、本当に、緑の鮮やかさが素晴らしかったなあという印象。堀のすぐ近くまで迫る民家の多さも印象に残ります。十分に自然が残されていて、その自然に人間が寄り添っている感じがいいなあと思わされます。こちらは、身体障害者とその同伴者は半額になります。一日乗り放題料金ですので、余裕があれば時間帯を違えて乗船するのも良いかもしれません。ちなみに船からもお城は見えますが、近くで見たほうが良いです。 松江観光おすすめ ① 堀川遊覧船 ②松江城 ③小泉八雲記念館 ④宍道湖大橋からの眺望 宍道湖の夕景はお勧めと言われましたが、これは天気次第でしょう。ただ、「宍道湖大橋」を徒歩で往復するのは、湖面を眺めつつ気持ちよい風に吹かれながらですと、非常に気分が良いものです。眼前の広がりが大きくて、小さなことなんか気にしなくてよいって思わされます。また、宍道湖大橋から松江市役所も見られますね。市役所でも「ばけばけ」にまつわる展示がなされていました。 松江、昔の面影を色濃く残す町。ここが高層ビルが全く建っていない風景だったら、さぞかし良かっただろうなあと。ラフカディオ・ハーンが出会った松江は今よりもさらに「風流」だっただろうなあと思わされます。
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山陰への旅④皆美館の夕朝食 露天風呂
皆美館の周りは、派手な飲食店街というわけではなく、しっとりとした飲食店や菓子屋が軒を連ねる趣のある商店街という感じであり、車両も通行禁止となっているので、騒がしさも少なく、まさに「おっとりと、ゆったりと」時間が流れる感じがあります。建物も林立する感じは全くありません。やや高いなと思うマンション、ホテルはあるものの、比較的低層な建物が多いので、空も比較的よく見ることができる場所です。 部屋のテラスからは、街が見えますが、騒がしさがまるでありません。決してきれいな街ではないですが、隣の建物との距離が比較的取られていて、まるで圧迫感がありません。2階の部屋でも、まずまずも開放感があります。 テラスに隣接してあるのが陶器製の露天風呂です。だれにも邪魔されずに、温泉露天風呂にじっくり浸かれるのは気持ちが良いものです。全く廊下を歩くことなく、温泉に浸かれるのは、なんて幸せなことなのでしょう。部屋についている温泉って小さいのだろうと思っていたのですが、全然そんなことはなく、足をずーっと伸ばすことができるくらいの長さがあって非常に気持ちが良くなりました。外の空気を感じながら、その浴槽を独占して使えましたが、今回個室の温泉露天風呂は、初めての経験でした。ほんとぜいたくな気分になれます。 サウナもあって入ってみたのですが、マイペースで入れるのが良さそうです。私は、普段スチームサウナしか入らないことにしているので、少し入るだけにしましたが、木の良い香りがあり、新しいので非常に清潔感もあって、こりゃいいわという感じがします。シャワー、洗面すべてにおいて文句なし。さらにトイレも普通の3倍くらいの広さで、車いすでも使えるかなって感じでした。 さて、食事ですね、趣向をこらし手間をかけた地産地消の味を、目でも楽しめるように提供していただけました。それよりも、きちんと献立を配っていただき、その解説もしっかり書かれてあるのが素晴らしいし、女将の「歌」が書き添えられているのも知的な感じで良いなあと思わされます。係の方は、料理を運んできてくれて、ゆったりとテーブルに並べて、その料理をよどみなく説明されるのも、非常に慣れた感じがします。その美しさ、丁寧さにもゆとりが感じられてよいですね。夕刻の陽がまだ沈み切らない宍道湖と庭園を眺めつつの「優雅な時間」の経過が心地よいなあと思わされます。木曜日で、子どもの大声が聞こえないということもあってでしょうか、非常に穏やかで落ち着いたひとときに思えました。夕食時は、窓の近くのテーブルに夫婦で「向かい合わせ」に座るようように促されましたね。夫婦で、向かい合い、同じ宍道湖の景色を眺めるという感じにされたのでしょうね。 で、翌朝の7時からの朝食では、向かい合わずに、「並んで隣り合わせで」食事するように案内されました。やや窓から離れるためでしょう。並んで食べれば、ちょうど朝の庭園と宍道湖が見られるのですね。朝から、品数豊富で、見た目も美しい料理が並んで、気分が盛り上がります。ほっくほくのご飯もよく、自慢の鯛めしも、出汁をたっぷりかけていただきました。夕食と同じように丁寧な献立がつきながら、係の方も料理の説明や、食べ方を教えていただけます。 朝と夕では、違った場所にあるテーブルで食事できたのでまた違った雰囲気を楽しめたのも良かったと思いました。 皆美館、本当に居心地が良い旅館でした。食事も待たされないし、あらかじめお願いしていた二日目の玉造温泉の姉妹店への荷物配送サービスについても、あらかじめ言わなくても理解されていたし、夕食時間のリクエストも伝わっていました。情報の共有が本当にスムーズになされていて、職場の風通しが良いのだろうなと思わされます。また、どの係もお客さんにしっかりと向き合っているのが分かりました。本当に良い宿に出会ったなあと思わされました。落ち着いた松江の街にぴったりのおもてなしのお宿であるなあと感じます。 宿を出発する際にも、記念撮影に応じて何枚もお付き合いいただき、記念になりました。「山陰初めての宿泊が、皆美館で良かった」とメッセージを送らせていただきました。 穏やかなこの宿の空気に包まれて、少ないのですが、他の宿泊者も、穏やかな表情をされていたのも印象に残りました。
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