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旧知の仲

私の前職は、岐阜市にある高井直樹税理士事務所です。当時の名称からは現在は変更されて「NAO税理士法人」となっています。

「NAO(ナオ)」は、高井直樹先生のお名前から採ったものであると聞きます。高井直樹事務所を退職してからちょうど20年の歳月が経過したということもあり、長男が4月から就職するということもあって、区切りのいい時だ、いつかお目にかかりたいと思っていたので、それを果たせた4年3月でした。今年は息子が就職、三男進学というのが重なり、事務所創立50年というのもあり、盛りだくさんの良かったことの中でも、また一段と感慨深くもありました。鬼軍曹のような上司の元で、頑張った戦友と言うべき同僚4人が久々に集まったのがとてもうれしかったのです。昔の思い出話に花が咲き、高井直樹先生、変わっていないなあ、同僚たちも変わっていないなあと感じたものです。

その同僚の中から、高井直樹先生の後継が出るなどとは、高井事務所を離れてからは想像できなかったのですが、同僚としてともに働いていた赤堀さんが代表者となって事務所も私の在籍時代からはだいぶ変化しているということを知りました。やはり20年の歳月は長いですね。当時は、ビルの一部を賃借していたのが、そのビル一棟を買い取って使用されるように大きく変わり、事務は1階から3階までを使うようになっていました。以前は2階のみの執務室であったのですが。昨日、20年ぶりにスタッフさんが事務所で働いておられるところをのぞいて、まるで浦島太郎状態になりました。事務所の所在地に変化はないのに。

旧知の仲でもある赤堀さんとは、お互いに警戒感がないのです。彼らしく、前代表と違って「がっちりと」勤怠を管理されるようになったのだなあと感心することしきりでした。時代とともに、会計事務所の管理の仕方も変わらねばということでしょう。