コラム
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新社名「けやきパートナーズ」スタート
私どもは、すでにお知らせしたとおり、創業50年を機に社名を変更することにしました。11月1日から「けやきパートナーズ税理士法人」などと変わります。今まで慣れ親しんだいび会計センターという社名から一段と成長し、皆様のお役に立って参りたいと思っております。パートナーという名称ですが、経営に困った時にもっとも頼られる存在でありたいと気持ちの表れです。私どものお客様に対する姿勢は、お客様の長期的な成長を後押しできる存在となること、お客様の厄介、難解で分からない事を解決して明快にご説明する役を担いたいということです。ですから、単に会計、税務だけではなく、総合的に経営全般にわたりお客様に貢献していく方針を継承しています。先代国枝隆が代表者であった時から、先進的な事務所でしたが、私が代表になり12年、その姿勢は一貫して変わっていません。西濃の税理士事務所の中ではトップクラスの実績、先進性がある事務所でこれからもあり続けたいと思っています。時にお客様には厳しいお話をすることがありますが、お客様企業の長期的成長発展を願ってのことであるとご理解いただけましたら幸いです。 今回は、新しいロゴマークを披露させていただきます。デザインは大垣市の株式会社ダイキュー様に作成していただきました。ダイキュー様は、揖斐川にとても縁のある企業さんです。というのは、揖斐のおなじみのイベント、揖斐川ワンダーピクニック(注)のロゴデザインを作成された企業でもあるからです。緑色をベースに、まさに揖斐川の木のイメージです。緑色は、『安心、親愛』を象徴するカラーであると言われています。また、円を描く丸みを帯びた親しみやすいデザインです。まさに、私どものお客様に対する姿勢です。 私どものサービスを安心して利用いただく、私どもに親しみを持っていただけるそんな事務所を作って参ります。お客様と我々は、パートナーとして相互の信頼関係をより深めてまいります。 いび会計センターへの今までのご愛顧に深く感謝し、けやきパートナーズにも変わらぬご愛顧賜りますようお願い申し上げます。 注)揖斐川ワンダーピクニックは、揖斐川町三輪地区にて年に一度開催されている野外音楽フェスを中心にしたイベントです。
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創立50周年を迎えるにあたって
事務所名称変更のご案内 当事務所は、2022年(令和4年) 2月に国枝隆税理士事務所創業から50年の節目を迎えます。新たな50年を心機一転迎えたいという気持ちが私の中にありました。また、これを機会として、当事務所が、よりお客様方と深く寄り添う存在になることをお誓い申し上げたいと思います。そこで、私どもの事務所の新名称を「けやきパートナーズ」と1 1月1日より改称させていただくことにしました。同名称は、当事務所内で、新事務所名を募集して、候補にあがったものから選定したもので、すでに昨年の9月に決定していましたが、この「50周年」に合わせて公表して、変更をすることとしました。 名称の由来である「けやき」は、もちろん樹木であります。けやきの木のように大きく成長発展していく事務所となるという思いを込めたものでもありますし、けやきは、夏に大きな木陰を作り人々に安らぎを提供します。私どもは、お客様に安心感をもたらす存在になることを目標としたいと考えています。また、当事務所の創業の地である揖斐川町の町の木は、「けやき」です。「創業の地」を大事にするという私どもの想いを反映するものとしてふさわしいと考えました。「パートナーズ」という文言ですが、当事務所で毎日唱和している経営理念の中に盛り込まれています。このため、職員にはこの文言が耳に残っているのです。 『中小企業の経営者の永続的なパートナーとなって、お客様とともに成長できる企業を目指します』、この経営理念のもとお客様の事業の発展に貢献できますよう、職員一同、「人間性の涵養」、「専門知識の習得」に励んでまいります。 以下、変更となる名称を掲載いたします。11月1日から変更となりますので、 ご承知おきくださいませ。 税理士法人いび会計センター ⇒ けやきパートナーズ税理士法人 有限会社揖斐あんしんサービス ⇒ けやきパートナーズ有限会社 行政書士法人IBI ⇒ けやきパートナーズ行政書士法人 社労士事務所いび労務センター ⇒ けやきパートナーズ社会保険労務士法人
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人間関係を良好にするには
ある地元信用金庫さんの主催する「WEB」による講演会に参加させていただく機会をいただきました。 講師が著名な斎藤孝先生ということで、期待できるだろうと思ったので参加しましたが、やはり人気の講師は違う。雰囲気といい話の分かりやすさといい超一流とは彼のことをいうのであろうと思います。まず、終始笑顔であり、押しつけがましくない話し方が素晴らしいなあと感じます。 斎藤先生は、『人間関係のよい組織を作るには、まずはトップが「笑顔でいることですよ」「ほめてあげ認めてあげることですよ」とか、「相手を知って、その関心に自分を合わせていくことです」』など時折ユーモアを交えながら話されたのですが、その話し方は、まるでその場に聴衆がいるかのようでした。これは、自ら動画を研究しているからできるのでしょうか、驚きでした。そのような話しかけ方であると本当にひきこまれますね。今度はリアルな斎藤先生の講演をを聴いてみたいものです。 先日お会いした新米社長さん、「笑顔」「声の大きさ」が印象的でした。お話の内容だけでなく、その方の見た感じ、声のトーンも非常に重要であることがわかります。
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長い梅雨も明けるだろう
今年の梅雨は、5月からと早く、梅雨明けとなったのが、7月中旬で2ヶ月近くもあったようだが、コロナ禍も今年の梅雨のように長く長く続いていますね。とはいうものの、高齢者へのワクチン接種も徐々に進んでいますので、コロナ感染しても重症化するリスクは低くなると思われます。英国で行われたG7においても各国の首脳たちは、近くに寄ってマスクなしで談笑をしていること、昨年は行われなかったプロ野球のオールスター戦が行われたことを考えると、着実に出口が見えてきた6月から7月の動きだったと思います。また、7月22日から競技が行われる東京オリンピック2020、さまざまな批判のある中での開催ですが、選手たちには、何の非もないことです。それぞれの国の威信をかけて、競技に挑まれる選手たちに、テレビを通して声援を贈りたいものです。そして、その競技姿勢や言葉から感動を得たいものだと思っています。東京オリンピック招致が決まった時の気持ちを思い起こしながら。
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私の不安解消法
経営者であればだれでも常に絶好調、最高に気分が良い時ばかりではないでしょう。会社の業績に思いを巡らせ悩み、職場での人材管理について悩み、資金繰りに悩みと「悩み」は尽きないものがあります。できるならば、常に表向きも「明朗」、心の中も「明朗」とありたいのですが、私は決してそこまで強い人間ではありませんので、知らず知らずのうちにストレスをため込むこともあったのかもしれません。 私は、不安なことがあるならば、その不安要素を書き出してみて、その不安にどう対処すると良いかを書き出して不安を分析してみます。すると、誰にその不安を相談することができるのかも次第に明らかになってくるものです。不安を解消していくには、何よりも考えてばかりではだめで、とにかく「動くこと」も大事です。不安要素の整理ができたら「外に向けて話す」ことです。そしてリラックスすることを考えましょう。私の場合は、クラシック音楽を聴くことです。最近は、インターネットで世界一のオーケストラと評される「ベルリン・フィル」のコンサートをライブで楽しめる時代となりました。これは、コロナ禍による「オンラインの進化」ということでしょう。 皆様方経営者様も、身近な相談相手として当事務所に経営上の不安を話してみてはいかがでしょうか。意外に簡単に解決手段が得られるかもしれません。
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ワクチンで吹き飛ばせ、寂しいこどもの日
揖斐に生まれ育った私にとって、揖斐川町の三輪神社で行われる例大祭である「揖斐祭」は、特別な思い入れがあります。その祭は、今年も2年連続で実施されませんでした、新型コロナウィルス感染拡大予防という決まり文句により。なんだかとてもひっそりしたこどもの日であったように思います。小学生、中学生の時に、ずっと祭を見てこられた幸せ、祭は当たり前にあるという概念が吹っ飛んでしまう出来事ですよね。いつも5月になると祭りのお囃子の音、そして子供歌舞伎の役者たちの熱の入ったセリフまわし、勇壮な神輿担ぎ達の掛け声といった祭りの音が耳に残る日々が数日間続いたことを今でも記憶しています。男たちの飲む日本酒のにおい、好き嫌いを問わず祭りの風情を掻き立ててくれます。それが、緊急事態宣言下、下戸の私には、アルコールの匂いさえ嗅いだのがいつの頃なのだろうかというくらいであります。 しかし5月中旬からは、ワクチンの接種が始まり、きっとワクチンの接種の進展により、普段の生活が徐々に戻ってくるようになるでしょう。そうなれば、来年は揖斐祭も再開できるのであろうと思えますよね。 ただ、気になる数字は子どもの数です。なんと日本に住む15歳未満の子どもは1493万人なんですね。子どもを安心して生み育てられる環境を整備することが更に強く求められていると思います。
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採用は指揮官先頭で
4月22日現在、当事務所では求人活動を行っています。大学生の真剣な眼差し、姿勢に触れるとこちらも熱くなり、刺激を受けます。今の学生さんで感じているのは、説明会や面接に出席する際の服装や髪型は清潔感があり整っていること、聴く姿勢に真剣さが感じら れること。一方で、電話には出ない学生が多いという こと。そして中には折り返しの電話さえしてこない学生もいることもあります。その中で私が電話したらほぼ必ず電話に出てくれた学生さんにはとても良い印象を持ちました。当事務所の担当者はお客様を相手にします。お客様から『好感』を持たれる人物というと、聴く力、説明する力が高い人物だと思います。質問の意図を確認する発問、うなずき、時に驚いてみせるなど、言動によって聴いているということがよくわかるという人物です。先の電話に出てくれた学生は、実に聴く姿勢もよく感心させられ、惹きつけられたものです。 学生に電話をかけるところまで代表がやるというのは疑問に思われるかもしれませんが、さほど大きくない事務所であるからこそ、代表者が率先して、学生にアプローチすべきだと思うのです。このようにしていかなければ大手の後塵を拝することになる可能性があります。採用については指揮官先頭です。社長が大いに自ら自社の特色、方向性を語るということが学生の胸に一番響くのではないでしょうか。
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新しい時代の求人活動
3月1日より求人活動が本格的にスタートしました。去年から引き続きコロナ対策を徹底しての求人活動になりました。当事務所は、前年は新卒採用を行わなかったため2年ぶりコロナの状況下では初の活動となりました。すっかり「オンライン」による説明会、面接が完全に定着したようです。学生側は、全くオンラインに抵抗がないようです。これは大学での講義で慣れているからでしょう。学生から不安という言葉は聞かれません。カメラへの写り方についても自身をうまく見せようと努力していると思える学生もいました。オンラインを活用した求人活動、メリットとしては、①企業側にとって場所の確保に困らないという点、②会場を借りる手間と費用がかからない点、③当然ながらコロナ感染を恐れる必要がない点が挙げられると思います。 来年の3月には、私の予想では、コロナはある程度収まってきていると思っていますが、オンライン対応はやはり必須になると思います。それは、学生側がオンラインの便利さに慣れているからです。オンラインで情報を得られるならば、まず得ようとする貪欲さを感じます。企業側のメリットと同じで、就活にかかるコストを抑えるということもあります。それ以上に、自宅等のリラックスできる場所で、企業に関する情報を得たいというニーズもあるのではないでしょうか。コロナによって、新しい時代が早く幕を開けた、日本では立ち遅れていたデジタルシフトが促進されたと強く感じます。企業側は、迅速にデジタルシフトに対応していく努力が欠かせません。