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新年度スタートに思う

新しい年度が始まって4日目です。「新」入学、「新規学卒」入社の初々しい姿を見るのが大変ほほえましく嬉しくなる季節であると思います。新たに進学した時の新しい生活を始める時の「緊張感」「独特の空気感」「張り詰めた空気の中」にも「新しい生命が芽吹いてくる」春のこの季節もまた好きですね。ずっと慣れてきた組織に新人が入ることによる変化が、周囲の気持ちにも影響してきます。そんな「新たなもの」を生み出していくことのに、最適な季節なのかもしれません。

当事務所にも2年7か月ぶりに、新正社員が入社してくれました。昨年の8月後半よりずっと求人を出していましたが、決まらず、ようやく3月初旬に決まり4月3日より入社となったのです。当事務所のお客様からも、求人出しているんだけど、「全然応募がなくて困っている」とか「応募者がいてくれても、こちらの思っている人でなくて」「高齢すぎて」という話をよく聞きます。今回ほど時間がかかったことは今までありませんでした。これほど数多くの転職エージェントさんと連絡とらせていただいたのに、紹介いただけて面接までこぎつけられたのは、「2社3名」だけでした。やはり当事務所から離れた遠隔地からの応募は厳しいようです。一人暮らしすればいいのでは?と言っても、実家から通う方が、出費が少ないからでしょう、「一人暮らしOK」という志望者は、近年ますます減ったような感じがします。

私自身、「選ばれる事務所」にならないといけないなあと思います。ただし、「選ばれない」『立地』ですよね。これは、短期的には変えようがない。

働きたいと思う事務所づくりとして考えられるのは、①「働きがい」のある仕事を与えられる、②「残業時間」が少ないこと、③「給料額」が良いこと、④職場の「人間関係」が良いことなどが挙げられます。これらの中で私が一番重視しているのは、「人間関係が良いこと」、「働きがいのある職場であること」です。

「仕事が、楽しい!」「事務所の人と会うのが待ちきれない!」「お客様に貢献できるって嬉しいし、やりがいがある」といった声が沸々とわいてくるような職場になっていこうと思います。日曜の夜に憂鬱になるという職場ではいけませんよね。「人間関係の良さ」「働きがいのある職場」というのは、実際に入社してみないとわからないのがネックだと思います。しかし、私自身としては、当事務所に興味をもって入ってくれた平成9年生まれ2人の職員は、満足して喜んで楽しく働いています。これが、先に述べたような職場づくりができている証左ではないでしょうか。