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11月は、「旅行」の季節②姫路滞在記

慰安旅行は、私としては4年ぶり。他の職員は3年ぶり。

3年前は、脳血管疾患のリハビリで病院内にいて私自身行けませんでした。おそらく歩くこともままならなかった状態であったと思います。やはり、歩けないのは辛い。車いすでの移動なんて、本当に歯がゆいくらいに時間がかかってしまいます。コンサート会場で車いすを借りて移動した経験がありますが、床が絨毯だとさらに車輪が回転しにくので、きついのです。

今回のメインである「姫路城」は、伝統的な建造物ということで、当然ながらエレベータ、エスカレータなどが存在しません。足の運びを慎重にしながら登っていくこと羽目になりました。健常者であれば、さっさと上っていけるだろう所を、ゆっくり足元を気遣いながらでしたが、何とか天守閣までたどり着くことができました。前回は、税理士会の大垣支部研修旅行での姫路城でしたけれど、そのスケールの雄大さ、見た目の美しさには目を見張るものがありました。今回は、より一層姫路城について知りたいと思ったので、今回の行程では唯一施設をガイド付きで見学することにしました。12人のグループを2つに分割して、2人のシルバーガイドさんに案内していただきました。城主の話、城の修復の歴史、城を作っている屋台骨である柱の話、漆喰の塗りなおしの話などなど。ただ単に城の中を歩き回るよりも数倍楽しく過ごせたと思います。残念ながら、バスの遅れのため、見学時間が40分以上も削られたので、あまり城の周辺を見て回れなかったのが残念でしたけれど。

姫路に宿泊できるということで、姫路城から姫路駅までそして駅南にあるドーミーインまで徒歩で散策しました。それにしても、姫路は「歩行者優先」というのが徹底しているなあという感覚になります。歩道がとても広い。城から駅の間の大通りの立派なこと、その幅の広さに驚かされました。そして、まったくの「平坦」。城に入場してからの急こう配の多さと対比をなしています。駅前は、駅南も北も飲食店が豊富なこと豊富なこと、ホテルで夕食を済ませてしまうのはもったいないようにも思えました。駅ビルも実に立派で、洗練されています。あとで調べたら、姫路市の人口は、岐阜市よりも多いようですね。お隣の岡山県の県庁所在地より岡山市よりも数段栄えているようにも思えました。

11月9日、全く傘の心配が要らない好天に恵まれました。修学旅行生の方が一般の客よりも多いのではないかというくらいに中学生、高校生を見ましたし、一部外国人旅行客も。まだまだ少なめではありますが、やはりポストコロナへと世間は動いていっているのではないかと思わされます。姫路城公園の木々も色づき、色鮮やかさが際立ってくるこの季節、やはり旅行には最適な季節と感じます。

姫路城から駅の間に栗を主材料にしたケーキを美味しくいただきました。やはり、食のすすむ秋であります。

ということで、夕食。うちのスタッフは、食べることよりも、飲むことの方が大好きというスタッフもいますけれど。はい、私はほとんど飲めませんのでということで。名物料理がたべたいわけです。で、ドーミーインのスタッフさんに勧められた穴子料理のお店で夕食兼宴会ということになりました。