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「気配り」から「繋がり」へ

予定されていた公的な行事が中止になったりして大きな影響をもたらしているコロナウイルス、早く収束してほしいものであると思います。いつもならば、合同就職面談会が各所で開催される季節であるのに、それが行われないというのは誠に寂しいことです。昨年は、わが事務所も説明会に二度参加しましたが、学生に直接会って話せるのは大変有意義です。一方、消費者から企業への問い合わせについては、「よくある質問」で解決してくださいとか、問い合わせメールから行ってくださいなどの表記がホームページには見受けられますが、全てをデジタル上で解決してほしいというようなやり方を消費者に押し付けるのは、決して消費者の気持ちに立っていないもののように思えます。「相手の立場」に立った対応をFace to Faceで行うことが大事だと思います。

先日、ある小さなホテルを質問付きでネットにて宿泊予約したところ、宿泊案内とともに、私の質問に丁寧に直接的に回答をしていただけました。それもオリジナルの封筒と便箋を用いて。まだ宿泊まで4か月もあるので、とりあえず予約しておこうかという気分で予約したホテルでもあるのです。後でキャンセルすることもできるしと考えながら。しかし、このホテル対して、それをするのは失礼であると思いました。こんな素敵な気配りができるホテルならば、きっと良い滞在が約束されると思わせてくれます。まだ見ぬお客様のために、いろいろ想像をして回答を寄せて差し上げられる、そんな精神が全社にみなぎっている会社は良い会社といえるでしょう。