最近の面接は、「オンライン面接」も導入されていますが、
これについては、とても利便性も高くて面接する側、される側いずれにとっても便利であると思います。
これもコロナという病がもたらした大きな副産物ですね。
両者にとって、全く移動時間がなく応募者、採用者に出会えるというのは大きなメリットです。
「時間の節約」「交通費の削減」に大きく寄与するということですね。
ということもあって、遠隔地からの応募者、または時間がなかなかとれない応募者の方々のために私どもも積極的に「オンライン面接」を活用しています。
ただ、手軽さもあるオンライン面接ということもあってでしょうか、ある応募者には面喰いました。
ナビサイトなどですと、ワンタッチで求人に対する応募ができてしまい、
「履歴書、職務経歴書」などを郵送で送っていただいていません。そうすると、就業場所も調べずに応募されてしまうのですね。
オンライン面接を始めて数分経って、
私:「私どもの会社が、どこにあるのかご存じですか?」
面接者:「……」
私「面接者様は、’横浜市在住’ですよね。当事務所は、岐阜県にあるのですがお越しになれますか?」
面接者:「エー、そうなんですか!」(びっくりして) (おそらく、自宅から通える会社と想像していたのですね)
私:「遠隔地ですよね。おわかりいただけました?」「ご辞退されますか?」
面接者「(即答で)はい、やめておきます」
私:「では、すみません。ご退室ください」(と言うか言わないかのタイミングで退室される)
このような応募者は、どこで勤務するのかも具体的なイメージなく応募されていました。そのような方は、滅多にいないかもしれませんけれど、「WEB上で検索できるような調べられる企業情報を全部閲覧してから面接を受けていただけたらと思います。