コラム

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追悼 西田敏行さん
味のある演技、人間味のあるセリフの言い回しで私たちのハートを鷲掴みした名俳優の西田敏行さんが他界されました。 昨日10月18日の岐阜新聞、中日新聞の2紙ともに、コラムは西田敏行さんに関するものでした。 皆さん、考えることは同じなのでしょう、話しかけやすそうな雰囲気のあるにこやかな笑顔が印象的な方でした。残念ながら、実際にお会いすることはできませんでしたが、私にとっては非常に親しみが持てる俳優さんでした。決して、かっこいいとは言えない役柄が多いのですが、その存在感が際立っていたように思います。どなたも印象に残っている「釣りバカ日誌」での釣りバカのサラリーマン、マイペースなあっけらかんとした演技ぶりと、三國連太郎さんとの掛け合いは楽しさ倍増、いいコンビでしたね。 大河ドラマでの活躍ぶりも目覚ましいものがあったと思いますが、私にとっては、徳川葵三代での家康に頭の上がらない秀忠公を非常にコミカルに演じられたのも印象的でした。家康役の津川雅彦氏の威張った感じと対照的な存在で、津川氏との対比の妙がありました。 「もしもピアノが弾けたなら」を歌われて、歌手として活躍されましたね。西田敏行さんがこの歌を歌ってくれたからこそ、この歌が広まったのではないでしょうか。私も、この歌を愛唱しており、カラオケでも何度歌ったやら。得意曲の一つでした。「あーあ、ああ、あー遠ざかる。」やや哀愁のあるこの曲、できないことがあっても、人生に思い切り立ち向かっていきたいという、人生の応援歌という思いで、大学の同級生の披露宴で歌わせていただいたこともありました。 他界されるスターがいれば、新たに生まれるスターもいます。また若きスターも、年を経ると、味わい深い名優になっていきますよね。そんな、年輪の積み重ねを追うのも面白いものです。 西田敏行さん、76歳のご逝去は、ちょっと早いのが残念です。今までお茶の間に多くの笑いをありがとうございました。
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10月5日相続相談会を開催しました
大垣市情報工房2階会議室1にて、10月5日午前9時から相続相談会を開催いたしました。 大垣市情報工房は、大垣市の公共施設です。非常に安価に会議室をお借りできるのでありがたいことです。 大垣の中心部からはやや距離はありますが、ほとんどの方々が、車で移動するので、さほど問題はないでしょう。建物のすぐ前に舗装された駐車場がありますが、駐車可能なスペースがやや狭いので、建物から東に徒歩数分の場所に、かなりの広い舗装された駐車場もあって、非常に便利な会場であると思います。難点は、テーブル、椅子などの備品類が古くなっていることでしょうか。ソフトピアジャパンのあのビルができてから、あっという間に30年が経過しているのですね。だとするならば、古くなるのは当たり前ですね。建物は、まだまだ新しく感じるのですけれどね。 実際に使用した感じでは、10名程度の会議には使いやすい、少人数の研修会もありだと思います。窓が非常に大きく明るいのもよいですね。相談会場であると、中に入れるのは、1組にしないときついと思えました。外でお待ちいただくことになるのですが、すぐ隣に、ゆったりした談話スペースまで備えていますから、お待ちいただくにしてもさほど辛いものではないかなと思えました。 前回の相談会は、8月ということで暑かったのですが、今回は10月ということで、ようやく朝は過ごしやすくなってきました。ややひんやりとした空気に、気持ちよさを感じますが、急な気温の変化で、体調を壊さぬように注意いたしましょう。 今回の相続のご相談は、「事前」の相談、「事後」の相談とありましたね。相続が起こってからの困りごとがないように、事前に、今相続があって、困ることを考えておく必要があると思います。そうです、事前に対策することのほうがずっと大切です。 相続があって困ったことになる場合を想定して、専門家に相談するのも一つの手です。
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今年もあと3か月 総裁選のマスコミ報道は公平?
早いもので、今年も90日を切りました。 とはいっても、なんだかあわただしい政局ですね。 9月に、二大政党である自由民主党、立憲民主党ともに党の代表選をやりましたので、その話題と大谷翔平選手の本塁打、盗塁の量産に沸いた9月であったように思います。二大政党の代表選は、党員でもない私にはあまり関係ないことではありますが、非常に関心をもって、両政党の代表選の投開票を画面越しに見ていました。新しいもの好きの私からすると、なんだか全くフレッシュさのない両代表であるなあと思いました。石破総理、5度目の挑戦だったのですね。よく、総裁選挙には、立候補されると思っていましたが、結局最後には選ばれずに、もうこの人が総理になる時代は来ないのではと思っていましたが、これについては、予想がはずれました。とはいえ、なぜか世論調査では、人気があるのですね。なぜなのでしょう、テレビでの出演回数が他の候補と比べると多いからではないですかね。メディアへの露出が多いですよね。確かに露出が多いだけでは、総理とはなれませんけどね。しゃべり方が、ゆっくりであり、聞き取りやすい、理解しやすい話し方をされるということでプラスなのかもしれません。けれど、マスコミが故意に石破氏のテレビへの登場を後押ししているように思えてなりません。 マスコミの報道は、「偏向」があるのです。石破氏の対抗候補については、本人をメディアに登場させずに、批判してたたいていたように思います。各テレビ局で、色合いがある、言論の自由があるとはいえ、石破候補の持ち上げられ方は異常であるように思えます。上記の根拠を見せよといわれても、残念ながら、石破氏が登場するメディアすべてを一個人が記録するのはとても無理なことなので、感覚で言っているということはご了解いただけたらと思います。 ただ、石破総理は鉄道好きというのは、総理になられて初めて知りました。ということならば、日本の新しい大動脈となる中央新幹線の早期完成には力をより注いでいただけるものと期待しています。 立憲民主党、「民主党政権」で散々なできであったことで、批判されました。民主党政権での円高不況、大震災での不手際が忘れられません。やはり、政権をとらせたいというのが、自由民主党だけでなくて、頼りになるもう一つの政党が必要で、2つの政権担当できる政党が、切磋琢磨して日本をよくする、世界平和に貢献できる日本であってほしいなあと思います。民主党政権時代最後の総理であった野田新代表には、「総理」だった経験を生かして活躍いただきたいと思います。ついでに、老舗政党の公明党、共産党も最近、党の顔が変更されたようです。 10月になってもまた、熱い中、熱い選挙戦が開かれるようです。相手への批判合戦ばかりではなく、政策を戦わせる議論を聞きたいと思っています。皆さん、投票には必ずいきましょう!!
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生前贈与による相続対策の前に 相続対策が、なぜ必要なのか?
「相続対策」と「相続税対策」について考える場合、どんな順番でやっていくべきでしょうか。 まずは、なぜ「相続対策」が必要なのかを考えていくことにしましょう。 「相続対策」は、いざ自分が亡くなった際に、子供たちの間で財産をどのように分け合うかに関して「争う」ようなことがあっては残念なことになってしまうとして、「争族」となることを「あらかじめ防止する」という目的で行います。 法律で定められている相続できる割合としては、兄弟間は公平に同じ割合だけ引き継ぐものとしています。すなわち兄弟が3人であれば、3等分であるということです。仮に、残された財産が現預金だけだと仮定すれば、分けやすいですね。せいぜい差は、一円単位ででるくらいです。1000万円ちょうどの預金を三等分というと、333万3333円33銭…。ひとりだけ1円多くもらってという程度なので、いさかいとまではいかないでしょう。 ところが、そんな単純なケースばかりではありません。「土地」が絡んできたり、会社を経営している場合には、「その会社の株式の価値」についても、相続における財産になることに気をつけなければなりません。 まずは、土地ですね。相続人が子ども3人のケースで、いずれも実家から離れて暮らしていて、だれもその実家の土地を欲しがらないケースもあるでしょう。そんな場合に対処するために、最近できた制度があります。国家が、「お金を払えば、相続した土地の面倒を見てくれるという制度」ができました。しかし、さほど現預金が残らずに、土地建物が残ってるというケースはどうでしょう。100万円の現預金に、60坪の土地の上に30坪の家屋が相続財産だという場合です。そのくらいの規模の土地では、わが町揖斐川町ではさほど広いとは言えません。家屋も、標準よりやや狭いという規模です。そのような実家を、兄弟3人で分け合うというのは現実的な話ではないでしょう。奪い合いが発生することになりかねません。土地建物を売って現金に換えて3等分するという選択肢はあるのですが、せっかく、自分が苦労して住宅ローンを払ってきて、ようやくローンもなくなったマイホームを財産分けのために売り払うというのは、あんまりじゃないかと私であったら思いますね。 それならば、マイホームについては、長男に相続させ、十分な現預金を残してやれず申し訳ない。その他の兄弟が苦しんでいたら長男が助けてあげるようにというような遺言を作ると良いのではないでしょうか。長男が、家業の後継ぎであるから、マイホームを引き継ぐというケースもあるでしょう。しかし、長男は、大企業の重役にまでなっており、都会で何不自由しない裕福な暮らしをしていて、一方二男は、能力に恵まれず、子供を3人も養いつつ田舎でアパート暮らしを続けているならば、二男にそのマイホームを相続させるというのが良いと判断するでしょう。 お客様が残した財産を、「争族なしで」相続させてあげるという親の務めを果たしていくことのお手伝いも当事務所は行っております。 10月5日土曜日 午前9時~12時 大垣市情報工房2階会議室にて 「相続相談会を開催」します。当日、ご予約なしで来ていただいても構いませんが、 あらかじめご予約いただくことによりスムーズなご案内ができると思います。 担当 :横山 国枝 電話予約は、 0585-22-5660まで
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大谷翔平選手の偉大な記録を讃える!
今日、大リーグのドジャース大谷翔平選手の前人未到のシーズン50本塁打、50盗塁が達成されました。記録をハイペースで伸ばし続ける円熟の肉体、技から繰り出されるパワーあふれる打撃には魅了されっぱなしです。今年は、さらに飛距離や打球速度も伸びて、本当に相手からは恐れられる存在になったのではないかと思います。こんな長距離ヒッターと対戦しなければならないピッチャーはたまったものではないのではないでしょうか。40-40を最速で達成したときに、まだ試合が数多く残されている50-50も達成できる可能性は高いという声がありましたが、これほど早くに決めてしまうなんて。しかも、同じ試合で50盗塁を決めて、50本目の本塁打を放ち、して、6安打して打点を10点も荒稼ぎというのは、ものすごい活躍ですね。この選手のとてつもない価値感に見合うだけの大金を投じたドジャースという日本にもなじみのある球団への移籍というのが、大谷選手をより光らせたのでしょうか。やはり、優勝争いをするチームに所属するというのは、それだけモチベーションが高くなるということでしょう。大谷選手、おめでとうございます。どこまで記録が伸びるのかも楽しみではありますし、ワールドシリーズまで、チームが出場することを応援しています。「毎日が翔タイム」でいつも応援しています。 対する、地元ドラゴンズ春先には、一時首位に立って、今年は違うぞと思ったのもつかの間。ずるずると負けがこみ、三年連続の最下位が現実のものになるおそれもという状態ですね。三年目の指揮官、立浪監督の評判は相変わらず。二年目の時までは、私は許せていたのですが、三年目でいっこうに成績が上がらない現況を見るにつけ、さすがに今年で終わってほしいと思うようになってしまいました。現役時代の華々しい活躍からすると、監督時代の成績は寂しく思いますが、「名選手、必ずしも名将とはならず」というわけでしょうね。若手を積極的に試していったのは目立ちましたが、成績に繋がらないでは、責任をとって辞めることになるのは、仕方ないでしょう。「立浪解任」という大見出しがスポーツ紙に出なくて、穏便に辞任いただけてほっとしています。ただ、三年連続の最下位は、吉兆の前触れであるかもしれません。今は、黄金時代のような勢いのある阪神タイガースもあの名将野村克也監督の時は、3年の監督時代は、いずれも最下位でした。野村監督時代が終わり星野監督の時代からずっと強い虎に変わっています。また、落合監督の時のような強い竜が戻ってくることを願わずにはおれません。春先に、こちらで書いたドラゴンズの快進撃は、「まさに春先の珍事」で終わってしまいましたが、来年こそはです、新監督のもと、勝って喜んでもらえる地元チームを目指してほしいですね。ですから、監督は「地味でも勝てる人」になってほしいですね。
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岐阜県の最低賃金1000円超える
最低賃金が、10月1日より引き上げられて、岐阜県では時給1000円を初めて超えて、1001円になります。愛知県がすでに1000円をすでに超えているので、こうなるのも時間の問題と思っていました。しかし、今回の上げ幅が今までとは異次元の上がり方ですね。数年前までほとんど上がらなかったのに、この数年はポンポンと上がっていきます。こんな時給は、とてもではないが払えないという小規模企業者の嘆きが聞こえてきそうです。その嘆きの声に政治はどうこたえるのでしょうか。自助努力がまずは必要なのは当然ですが、バックアップを行政にはしていただけたらと思います。「人件費」の上昇に見合う売上高、粗利益をあげていくために、自社で何ができるのか考えるべきでしょう。数年来ずっと据え置いてきた単価について見直すことはできませんか?人件費の単価(時給)が上がるため、効率化して早く作業が終えられるようにして、作業時間数を減らすことはできませんか?。残業時間を減らすということも、人件費総額を抑制することにつながります。『時間給×単価=人件費総額』の伸びを抑制するということでしょう。 物価の上昇幅が大きい中、賃金を増やさないでは、実質的に従業員の生活は苦しくなってしまいます。「本気の賃上げ」をしていくことこそが求められているのだと思います。税制も「賃上げを後押し」していますね。賃上げを十分した企業さんには、法人税などが減税されるというメリットもあります。 今回の最低賃金の改訂は5%程度の増額改定です。政治的メッセージとして5%くらいの賃上げが望まれるというこtではないでしょうか。私は、大学1年次に東京都のホテルのフロントでアルバイトさせていただきましたが、その時の深夜以外の時給は750円でした。あれから40年近く経っていると思います。ですが、2倍にもなりません。1,163円になるそうです。400円ほどしか上がっていないのですね。長年の物価停滞が影響していますね。価格が安いのに慣れていたのに、一気に物価が上がっているということで、戸惑っている方が多いのではないでしょうか。 そして、ようやく金利もようやく上がり始めましたね。長い低金利時代は終わりに向かいつつあるようです。 日本もアメリカも政治のトップが変わるこの年、今までの常識を覆すことが多くなっていますね。今までの行動パターンを見つめ直す良い機会なのではないでしょうか。
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敬老の日をむかえて
妻の両親も、私の両親もともに初めて80歳を超えての敬老の日を迎えました。 本当に長寿の世の中になったものだなあですよね。今では、80歳で亡くなっても、「早くに亡くなられ残念」と言われます。そうなんです、お客様でも80歳になられても、代表取締役社長としてバリバリ働かれ、精力的に仕事で人に会われる方もいらっしゃると思います。特に政治家は、長く働いていただける方が多いですね。太平洋を挟んだ向こう側のアメリカでは、トランプ、バイデンと70歳を超える大統領が続きました。珍しく4年づつというのは、やはり世界一の大国をまとめ上げるのには、相当の体力が要るということでしょうか。バイデン氏は、大統領から降りられるのですが、さほど年の変わらないトランプ氏は、また大統領を目指すということですが、お元気だと思います。岐阜県議会でも80歳を超えるベテラン議員さんがおられます。大学の大先輩のようですが、本当に長いことありがとうございました。次は、出馬されないということです。岐阜県知事も80歳を前に退かれるようですね。20年も知事におられました。隣町の池田町の町長、引き際がとても残念でした。人柄は良いと思っていたのですが、セクハラにパワハラに賄賂のような人だったとは。がっかりさせられました。そう、長く勤められてきた社長さんの引き際も難しいものだと思います。 当事務所の創業者である国枝隆は、前から70歳で代表を退くと宣言していました。代表を退いてからしばらくは、幹部の会議には出席して、時にちくりと私に忠告してきました。私は、その言い方に対して、むっとしたことも何度もあるのですが、今思うと仕方がない、自分の未熟ゆえ行きはだったかなあと思う場面もあります。経営方針が真っ向からぶつかるということはないですし、どんな事務所であるべきかの共通認識はあると思うのですが、時折、突っ込まれるのですね。そうですね、まだ、元気が残っているうちに社長の地位は、後継に譲るべきです。譲ってからも、ブレーキを引いて社長の暴走を止める監視役に徹しても良いのではないでしょうか。経営から一歩引いた目から、経営陣にエールを送るという立場ですね。実際に、執行する方になってはいけませんね。私も、代表を次に譲るのは10年後から15年後と思っています。 自分なりの感覚で、「代表をかわっても、いけそう、いいぞ」という感覚になったらですね。あっという間でしょうか、早いですかね。66歳って。
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久しぶりにクラシック音楽の話題を ブルックナーの生誕200年
今年は、息子の就活、受験というのがあるため、エンターテインメントで遠方に行くというのを控えています。 まあ、近頃の異常な暑さを考えると、さほど動き回りたくないというのが本音ではありましたが、ようやく朝晩は、秋の気配が感じられるようになりました。トンボが飛んでいるのをみかけたり、鈴虫の鳴き声がおおきくなったりと、お隣の芝生が茶色から青々とした色に変わったのも酷暑が終わったサインかもしれません。秋といえば、「芸術の秋」とも言われます。本当にオーケストラの演奏会に行きたいものです。先日「津軽三味線」の公演が大野町であるというので、チケットを購入したものの台風のせいで延期されてしまい、なんとその延期となった日は、大学共通テスト当日!ということで、払い戻しを受けることにします。コロナ時期は、公演中止というのがあったのですが、最近はあらかじめの中止、運転休止というのが多くなったものです。 そう、外での演奏会が叶わないので、ネットからの配信を楽しんでいます。ベルリン・フィル、世界最高峰の管弦楽団です。その演奏会を中心に配信する「デジタルコンサートホール」。高品質画像、高音質の配信であるので、本当によく使っていて重宝しています。ベルリン・フィルのシーズンは8月下旬からスタートなのです。欧米の新学期が9月ということに合わせてということでしょうか。今回は、ブルックナー生誕200年(1824年9月4日生まれ)を記念してブルックナーの交響曲第5番が演奏されました。ベルリン・フィルの名プレイヤーの美しい音に満足させられると同時に、音楽ホールや教会の空間の残響を意識したブルックナーの音響に対する感性をよくくみ取った指揮者ペトレンコ氏の推進力の強いタクトも素晴らしいと思いました。 このデジタルコンサートホール3年間継続してきましたが、さすがに今回は継続をキャンセルしようかなと思います。円安のせいで、1年間の視聴料が大きく値上がりしてしまったのです。以前は、2万円していなかったのに27,000円になってしまいました。毎月CD1枚程度の金額と言えば安いのかもしれませんが、強力な他の選択肢が登場したのです。「ステージプラス」というクラシック音楽配信サービスです。ドイツグラモフォン提供の音源、動画の配信サービスなのですが、これも面白い動画がいっぱいです。管弦楽中心のデジタルコンサートホールと違って、ピアノ奏者の生配信、オペラの配信も割合と多いのです。また、先日公開されたのが、東京サントリーホールで行われたジョン・ウイリアムズの映画音楽をサイトウキネンオーケストラが演奏するというものです。巨匠ジョン・ウイリアムズが指揮を生で見られた観衆の興奮が伝わってくるようでした。SF映画作品には、ジョンウイリアムズの音楽が欠かせないと思います。どれもこれも、美しいメロディだし、楽器の使い方もうまいのです。金管楽器の華やかさが私としては、好きですが、E.Tのフライングテーマなどは、中学時代に聞きなじみになったのですが、40年以上経ても全く色褪せません。老巨匠の生演奏がいつまで可能なのでしょう。再度日本に来られたら、是非ともジョンウイリアムズの指揮で生演奏を聞きたいものです。ドイツグラモフォン、ありがとうというしかありません。こちらのサービス年間2万円ジャストです。そう、辻井伸行さんの演奏会のライブ映像も見られます。本当にいい時代になったなあと感じますね。 もちろん、相当高い料金を支払って、生で辻井さん、サイトウキネン、ベルリン・フィルの演奏を現地で聴く喜びは、格別なものがあるのでしょう。