以前からチケットを購入していた11月3日文化の日の名古屋フィルハーモニーの市民会館名曲シリーズに、その次の日横浜「みなとみらい」でのチェコフィルハーモニーの来日公演。2日連続のオーケストラ公演をはしごするという幸せなことをさせていただきました。チェコフィルの公演は、コロナがあったため2019年以来ということでした。(11月4日の横浜での公演が日本最後)この11月は、名門のオーケストラが次から次に来日します。ベルリンフィル、ウィーンフィル、ロイヤルコンセルトヘボウそしてチェコフィル。いずれも、数多くのCDが販売されていたり、動画がネットにアップされている名高い楽団ばかりです。迷いましたが、曲目で選びました。チェコフィルは、祖国の偉大な音楽家であるドヴォルザークの作品をすべての公演で演奏するというオールドヴォルザークプログラム。そして、最終公演(後で知ったのですが)横浜では、ドヴォルザークの最後の二つの交響曲が演奏されるということで、チェコフィルの音を思う存分味わうことができると。そんなわけで、横浜公演を選択したのです。
横浜の演奏会は、4日ということならば、3日に名古屋に宿泊して、4日に移動しても良かったのですが、今まで下車してこなかったところで宿泊してみようと、神奈川県の藤沢に泊まってみることにしました。藤沢と言うと「湘南の玄関口」という雰囲気ですね。神奈川の中でも有名な都市ということで、賑わっているのではなかと想像しながら、名古屋から移動しました。名古屋から小田原は「こだま」号、小田原駅より東海道線というルートで、3時間近くを要しました。のぞみが停車しない駅まで行くというのは意外に時間がかかります。横浜から名古屋の方がよほど速いのです。とはいえ、ゆったりとものすごく空いた車内で移動するのは気が楽です。名古屋駅で購入したみそかつのたっぷりかかったみそカツ弁当をいただきながら移動しました。冷めてしまって残念なのですが、実においしいですね。岡崎名物の八丁味噌の説明を読みながらゆっくりと食べました。それにしても、こだまは駅に止まるたびに後続ののぞみ、ひかりに抜かされていきますからね。停車時間も合計すると30分はくだらないのではないかと思えます。藤沢に着いたのは、午後9時30分頃でした。とはいうものの、湘南の看板駅の一つ、飲み屋も多くて、賑わっていました。客引きの姿も。雰囲気から、南国の雰囲気がどことなく漂ってきます。しかし、夜も遅いので、歩き回ることはせず、宿へ。シンプルなビジネスホテルを珍しく朝食なしで宿泊しました。