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プロ野球ペナントレースもまもなく終了 関西ダービーでいいと思う!

10月になり、さすがに暑い日も少なくなり、朝晩も涼しく湿気が少なくなりましたね。これから2ヶ月半は過ごしやすい気候になって大変ありがたいことです。ようやくエアコンつけっぱなしの生活からは解放されました。そして、この季節だとプリ野球も大詰めですね。ただ、今年については、早々と優勝が決まってしまい、面白みに欠けますが、優勝した両チームが圧倒的に強かったということでしょう。いずれも関西地区のチーム、セリーグの阪神タイガース、パリーグのオリックスバファローズなのですが、開幕当初からほとんど落ち込むことなく順調に勝ち星を積み重ねていったという感じでした。

阪神の岡田監督の「アレ」という言葉が流行語になりましたね。「優勝」というのがタブーということでしたね。あまりに「優勝」を言いすぎると優勝を逃してしまうと。優勝を強く意識しすぎると選手が固くなってしまってというと、なんか情けなく思いますね。あなたがたプロでしょうって。とはいえ、岡田監督の「アレ」作戦がきいてか知りませんが、優勝間近の9月に全く負けずという離れ業でしたね。まったく平常心であったかのような戦い方でした。最近の阪神タイガース、ずっと地力があって強いチームであったのですが、勝ちきれなかったのですが、ベテラン監督がやはりという感じに思いました。岡田監督は、周りを明るくするオーラを発していると思います。大阪出身で、阪神、オリックスで選手時代を過ごし、監督も経験して、再度のご登場で、若い方にとってみると、なんだか年寄り監督ばかりになってしまったなあというように思う方もいたかなと思いますが。前回の18年前の阪神優勝も岡田さんということは、運も良い方なのだなあと思わされます。

対してオリックスバファローズは、パリーグ3連覇になりましたが、記憶にもまだ新しい昨年の最終戦での優勝決定。今年については、余裕があってのゴールインで、選手を無理使いせずに、まさに最後まで「馬なり」でした。先発オーダーもよく組み替えて、調子の良い選手をよく見極めていたのが印象に残ります。まさに、適時に適材適所の用兵力なんですね。そして、若い有能な投手が次から次に登場してくる育成能力の高さは、よく言われていますが感心させられます。打線の柱であった吉田選手が大リーグに行っても、代わりの選手が穴を埋めて、それ以上の結果を作り出していました。リーグ3連覇というのは、私の大学時代の「西武ライオンズ」以来らしいです。あの頃の西武は、本当に役者がそろっていたことが思い出されます。そのようなチームを作り上げられつつある中嶋監督。私と同学年なので、さらに応援してしまいます。それとGⅯの福良さんも現役時代は、イチローの後を打つ「巧打の二番バッター」、「絶対エラーしない安心の守備力の二塁手」でしたので、影となって中嶋監督を支援しているのでしょう。

ペナントの後には、クライマックスシリーズという敗者復活のような試合が組み込まれているので、優勝チーム同士が戦う日本シリーズが100%見れるかどうか分かりませんが、今までにほぼ実現しなかった(過去1度しかなかった)関西ダービーを楽しめたら良いなあと思います。