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当たり前のことですが、「約束」を守れていますか?

私たちは、お客様に長く続く企業であってほしい、長く発展する企業であってほしいと願っています。長寿企業を作るためにも、リスクに対する備えも、しっかりと持っていただけたらと思います。その「リスクに対する備え」について、ご指導さしあげるのも、私たちけやきパートナーズの責務の一つであると自覚しています。経営者にリスクを認識いただき、そこに備える体質を構築していただこうと考えています。

まずは、私どもの本業のことからです。ついついやってしまいがちな「税務のミス」による思わぬ税負担をお客様が被らないように企業を導くのは当然税理士事務所の責務です。

日々「資金ショート」が起こらないように、資金管理することは、経営者の務めです。これは、企業存続には欠かすことができません。「資金」をうまく回すことによって、支払を約束通り遅滞なく、期限にできます。約束を守ることにより、信用されて、より大きな商売ができていきます。すなわち信用の基盤は資金繰りということも言えるのではないでしょうか。資金繰りが厳しいからといって、必ずしも金融機関は資金を提供してくれるわけではないでしょう。「信用」されているから、お金を貸すのであり、その信用に背かないことを第一に考えなければならないと思います。

当事務所では、7条からなる「行動規則」というものを作って毎朝の朝礼で唱和しています。7つの行動規則の中のうちの1つに「私たちは、あらゆる約束を守ります」と宣言しています。約束したことは、きちんと守らなければなりません。どんな些細な従業員間の約束事、家族との約束、自分の目標ごとに対する約束、すべてきちんと守ることです。うっかりして、間違えないこと、事前に確認することが大事でしょう。約束を守らずに、相手先の時間を無駄にさせていませんか?『自分の支払い』については、逆に言うと『相手先の「入金」』です。相手先は、入金がなければ、支払いに困ることになります。常に相手を思いやり、約束はきちんと、どんな時も守るという気持ちでいることです。約束事を守り守られてという積み重ねが、相手への信頼につながっていくのです。当たり前ではありますが、「約束を守る」ということを果たしつくすことは、企業発展の第一歩と心得ておきましょう。約束に反故にして、嘘をついて、繁栄し、発展したところがありましょうか?「リスクへのそなえ」がいつの間にやら「約束を守ろう」になっていましたが、『「リスクに備える」の前提として約束は守る』、そうすると、リスクを抱えた時に助けてもらえやる可能性もアップするのではないかとも感じています。