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名阪近鉄バス「にしみのライナー」はありがたい存在!ぜひ続けて!

2021年8月より運行されている「道の駅パレットピアおおの」から大垣、安八を経由して「名古屋駅の新幹線口」までの新しい高速バス路線である「にしみのライナー」に最近はよく乗車させていただいています。私は、始発バス停より終点までを乗り通しますが、とても楽です。おおの道の駅まで当事務所より車で約15分程度。その後、車はそのまま道の駅に駐車して、バスに乗り込めばそれで、名古屋駅に連れて行ってくれるという便利な路線。道の駅の駐車料金は、無料であるし、トイレも新しくて快適です。道の駅を出ると間もなく有料道路区間を通っていくため、走行音が静かです。車内で、騒がしくしている乗客も全くいませんし、今のところ満席近くになることもなく、多くて10名程度の乗客を乗せて走っています。ですから、2席分を使用して乗車していても迷惑はかかりません。座席のリクライニングにしても、後部座席にはだいたい客はいませんので、倒しても問題ないわけです。さらにスマホの充電もできるコンセントも付き、Wi-Fiの利用もできます。私は利用したことはないのですが、車内にトイレも備わっています。気になるのは、時刻表通りの運転になっているかどうかですが、10度は乗車していますが、1度10分程度遅れたのがあったほどで、ほぼ定刻通りに運転されています。道の駅から名古屋駅まで約1時間強の快適なバス旅が楽しめて、普通運賃は1150円。名古屋まで車で行くのが怖いとか、名古屋駅周辺は駐車場の利用がしにくい、駐車場料金が高いという不満点を解消できます。

さて、一方の鉄道経由で名古屋に行く場合です。養老鉄道揖斐駅からで比較するならば、運賃は1190円。揖斐駅からの所要時間1時間15分弱ということで、大差はありません。

ただし、快適さでは大きな差を感じます。身体に不自由を抱える私にとっては、着席が保障されているバスは、本当にありがたい存在なのです。バスに乗り降りする階段以外は、アップダウンがなく、階段で他の乗客と交錯するおそれがなく、安心できます。それに対して、荷物を抱えて立って帰るときは、転ばないように神経を使います。逆に優しくお声がけをいただき恐縮するときもありますが、概して気付かれることもないので、混雑時は苦しく感じるときもあります。そして、すぐ近くにエレベータがあるところばかりでなく、階段を上り下りしたり、自動改札を通らないと外に出られないのも不便です。

ただし、バスが弱いところは便数が圧倒的に少ない点です。今のところ、非常に乗客が少ないので、便を減らされてしまわないか、廃止になってしまわないか心配なところです。

道の駅近くの人ですと、通常は穂積駅まで車で行くのでしょうか。最近、穂積駅近郊の駐車場は、混雑が著しいので私は避けたいと思うようになりましたけれど。道の駅近辺、大野町の方々などは、名古屋へ行く際に「にしみのライナー」を試していただけると助かります。バスで名古屋に行ける気楽さを体験いただきたいと思います。

ちなみに、以前もこのコラムにて名阪近鉄バスの運転手さんを絶賛しましたが、この高速路線バスに乗務される運転手さんもみなさん、親切で丁寧な方ばかりで好感が持てます。当然、車内が汚れていることなど一度もありません。