ナポレオンは時間について、次のような名言を残しています。
お前がいつの日か出会う禍は
お前がおろそかにしたある時間の報いだ。
深い言葉ですよね。
本厄だった昨年は、良いとは言えない事がたくさんありました。
厄年を気にする性格ではないと自分で思っていたのですが
立て続けに良くないことがあったので、なんだか厄年の存在を信じてしまいそうです。
ただ、よくよく考えてみると
僕がおろそかにした時間が、そのようなことを招いたのではないか
やるべきことを先延ばしにしていたのではないか
と、そう思えてなりません。
無意識に毎日の生活を送るのではなく
今この時間をおろそかにしない、やるべきことはすぐに取り掛かるべきですよね。
また、すぐにやる大切さについて
アメリカの社会学者のチャールズ・クーリーはこんな名言を残しています。
明日はなんとかなると思う馬鹿者。
今日でさえ遅すぎるのだ。
賢者はもう昨日済ましている。
心にグサッと突き刺さります。もう耳が痛いです。
ナポレオンの名言に戻りますが
反対に時間をおろそかにしないとは、どういう事なのだろうと考えてみると
今この時間を丁寧に過ごすということではないかと思いました。
冒頭のナポレオンの名言を
「今この時間を丁寧に過ごす」というニュアンスに置き換えると
お前がいつの日か出会う成功は
お前が大切にしたある時間の酬いだ。
となりますよね。
2022年もスタートしました。
今を大切に過ごし、やるべきことをすぐにやる。
そんな年にしたいと思う次第です。
監査2課課長 山田 康弘