2020年12月22日に『グレートコンジャクション』という現象が起きました。
この現象は、木星と土星が同じ位置でぴったり重なる現象を言うとのことです。
『新月』(太陽と月が重なった状態)と一緒ですが、『新月』は約30日の周期で起こりますが、木星と土星が重なるのは20年に一度しかないとのことです。
そして、土星と木星は私たちの社会や生活に大きな影響を与える天体で、社会の構造改革が起こると言われています。
コロナ禍は、それを象徴しているのかもしれないですね。
また、それに加えて今回は200年に一度に到来する『エレメント』が切り替わる『グレートミューテーション』が起きて、”地の時代”から”風の時代”に切り替わりました。
“地の時代”のキーワードは、金銭・物質主義・所有・権威。
訪れた“風の時代”のキーワードは、情報・知性・精神主義・横のつながり。
『エレメント』の切り替えは徐々に行われており、次の“風の時代”のキーワードに合致した流れはすでに起きているのではないでしょうか。
例えば「所有」「横のつながり」のキーワードでは、自動車は自分で所有することが多かったと思いますが、ここ数年では「カーシェアリング」が浸透しています。シェアハウスもしかりです。
また、一昔前では、「ヒト・モノ・カネ」と言われていた経営リソースも、「情報」が加えられるようになりました。
始まったばかりの“風の時代”は今後約200年続きます。
重要な経営判断において、大きな流れは “風の時代”のキーワード を意識する必要があるのではないかと思います。
監査第1課 課長 伊藤滋生