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ふるさと納税を楽しむ

今年も年末が近くなり、『ふるさと納税』が大きく宣伝される時期になりました。

実は、私がこの制度を利用し始めたのは、昨年12月からなのです。

それまでは、ふるさと納税によって、自分が住んでいる揖斐川町に支払う住民税が減ってしまうからと気が進まなかったが、昨年からお客様になっていただいた方から「ふるさと納税やっているけど、国枝さんはやらないの?」「実質2,000円の負担で、好きなものをいただけるなんて、良い制度じゃない」「そんなに地元愛が強いんだねえ」などと言われて、よく考えて、『ふるさとチョイス』のようなふるさと納税を申し込めるサイトがある事を知りました。お客様にも関心が高いということは、自分でもやってみないといけないなと思い、いくつか返礼品を選択して、申し込みをしました。

まずは、ふるさと納税でもらいたい返礼品から選んでみた。年末というとおせちの季節ですね。地元に近い大垣市にもおせち料理が返礼品でもらえるとあったけれども、サイトを覗いたのが年末ギリギリということもあり、ほとんどが受付を締切っていました。それならともう少し範囲を広げて選んでみようと、同じ岐阜県可児市の和食屋さんが作るおせち料理を選択しました。その他には、瑞穂市のサボテン寄せ植え、柿ジャム、大垣市のハチミツ、うみたて卵の定期便、ますで作られたランプ、そして全く地元ではないところで福岡県のある自治体のイチゴを返礼品としていただきました。

できるだけ自分がお世話になってきた自治体に寄付をさせてもらおうという趣旨で自治体を選択しています。瑞穂市については、新婚の時から長男の幼少期まで住んでいましたし、大垣市は、出身高校の所在地であり、息子たちの出身高校の所在地でもあるという縁で。

さて、口に入れて消費してしまうものについては、今現在は当然残っていないのですが、大垣市の産みたて卵は、最も選んで良かった品だと思いました。何回かに渡って届いて、美味しい卵をいただける幸せを感じさせていただきました。生産者の方が、手書きでいつとれた卵ですという紙が入っているのも手作り感があって良いですね。いずれの返礼品も、一般的市販品よりワンランク上のもので、贈答品にもすることができるものばかりでした。

現在残っているサボテンの寄せ植えは、サボテンが大きくなってしまい、妻が鉢を分けて育ててくれています。サボテンだけでなく、小さなキリンのフィギュアなども一緒に鉢に入れられて遊び心があるなあと感心させられました。ますは大垣市の特産品。木材の良い香りがするおしゃれなランプなのですが、光量の調整ができないのが難点、惜しいですね。

本来のふるさと納税の趣旨って、生まれ故郷を離れて住んでいる方が、故郷を支援するために寄付するということなのでしょうけれど、やや拡大して解釈しても良いのかなと。

 

今年のふるさと納税については、年末ギリギリはやめて、一年で平準化して申し込みをさせていただきました。

季節のフルーツの返礼品をいただける香川県のある自治体以外は、すべて自分が訪れた、あるいはお世話になった自治体です。

岐阜市→前職事務所の所在地

本巣市→当事務所スタッフ3名の住所地

各務原市→妻の実家の所在地

高山市→言わずと知れた岐阜県一有名な観光地、コロナ禍で苦悩されていることを考えて

倫理法人会で数回宿泊していたり、妻と旅行で行ったりしたことも

松本市→クラシック音楽愛好家の聖地で、5回ほどコンサートに行っています

羽島市→岐阜県唯一の新幹線駅の所在地、妹の嫁ぎ先

 

ふるさと納税の返礼品は、本当に多岐に渡っていて、自分で買うのはためらうけれど、もらえるのならばというものもかなりあって楽しめます。この制度は、地場産業の発展にもつながるものであり、同制度が広く支持されて、行き渡るようになったのは歓迎すべきことであると思います。