日曜日の朝、よく見るテレビ番組として皆さんは、何がありますか?
私は、報道番組をよく見るのですが、とりわけ好きなのが、TBS系列サンデーモーニングの「ご意見番」です。
以前は、張本勲さん、大沢啓二さんのやり取りが大好きでありました。大沢さんがお亡くなりになり張本さんがメインとなり番組が続いてきたのですが、発言が「時代錯誤」であるとか「常識外れ」だとか視聴者からたたかれてきましたが、「あっぱれ」や「喝」と叫ぶ張本さんのキャラクタは好きでした。それ以前に、野球選手としてのキャリアは、並外れたものがあると思います。史上初の通算3085安打、通算打率にもおいても3割2分に届こうという.319の3位。ただし、その上位の選手は、4934打数、6808打数に対して張本さんは、9666打数と1万打数にも届くくらいの打数です。すなわち、そのくらい長く活躍した選手ということでしょう。1年500打数でも20年近くも活躍しなければいけません。その数字と同等以上というとイチローさん以外にはいないでしょう。そう、イチローさんと張本さんの対談は実に興味深く面白いものでした。お互いに敬意を払っている感じがものすごく出ており、かつ仲良い感じが好ましいなあと。その対談は、YouTubeで観ました。
さて、ご意見番の話に戻ります。前回の日曜のご意見番は、個性的な2人の監督経験者が務められました。落合博満さん、中畑清さんですね。落合さんはゆっくりと落ち着いた話し方で、ばっさり短く話す感じですが、やはり三冠王3度、そして中日を日本一に押し上げた名監督であることから、その発言は耳を傾ける気になりますね。ただ、ほとんど納得できる発言です。奇をてらうことはされません。「プロであるならば、プレイで観客を魅せる」ということ王道ですね。私どものならば、いくら愛想よく、お茶出ししたりあいさつしたりでは買ってもらえないでしょ。」です。「税理士として、会計のプロ、税務のプロ」として当たり前のことゐやる。本業である「節税の提案をできる」「融資に強い決算書となる企業体質づくりのお手伝い」などで、お客様に喜んでもらうことですね。いつもうなずきながら落合さんの発言を聴いています。対して、中畑さんの話、「愛嬌も大切だぜ!」も悪くはないのです。中畑さんの発言、行動は、いつも笑わせてくれましたし、中畑さんの明るさ、パフォーマンスは周囲を明るくしますね。落合さんか中畑さん、どちらとお話ししたいか?と聞かれたら中畑さんを選びます。
落合さんもオレ流チャンネルなどで、ユーチューバーとして活躍されていますが、私は、「昔の回顧」などをとても楽しく観ています。落合さんの実績から観ているのかもしれませんが、落合さんの考え方を知るのには実に優れた媒体であると思います。
企業も、動画を使って効果的に自社をアピールするべきでしょう。自社の経営理念は、何であり、経営理念はどのようなことから定めたのか。お客様にはどのような商品を売ろうとしているのか、他社との違いはどこにあるのか知ってもらうことでしょう。「経営理念」は、社長の胸の中に秘めておくものではありません。自社が、社会にどんな存在としてあるべきなのか?どんな存在でありたいと願い、事業活動を行っているのか、熱く社長が語ってはどうでしょうか。
または、社員との対談形式であっても良いのではないかと思います。単に「文字」情報よりも「画像」「動画」をもって伝えるということが非常に大切であると思います。それが、YouTubeを見て常々感じることでもあります。