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35年前になる20歳の大学時代を振り返る

いつもこの時期になると開催されるものって何ですか?と聞かれたら「夏の高校野球」がいの一番に挙がるのでしょうか。

それとも「花火大会」でしょうか。あるいは、戦没者慰霊祭でしょうか。

税理士業界の私からしますと「税理士試験」が身近でした。そして、高校生およびその保護者からしますと「大学等のオープンキャンパス」ではないでしょうか。私には、三人の息子がいますが、すでに長男は社会人、二男は大学生、三男は、高校二年生ですから、これまで二ケタ近い回数のオープンキャンパス、大学見学会に出掛けています。

首都圏の大学には、まだオープンキャンパスには行っていませんが、私が中央大学卒ということもあり、5大学ほどはそのキャンパス内に入ったことがあります。

今の大学と私の頃の大学、おおむね30年余り経過しているのですが大きな違いがありますよね。ちょっと比較してみようと思います。

まず第一ですね。「学校内でタバコが吸えなくなりました。」大変良いことであると思います。喫煙者にとっては、つらいのかもしれませんが、大学の新入生というと多くは。20歳に満たない年齢です。20歳未満を目の前にして、気軽に喫煙できる環境など言い訳がないではありませんか。大学で、喫煙を覚える若者が今まで大変多かった中、野放しになっていた過去は本当に良くない時代であったと思います。私ならば、「喫煙」できる場所が、身近に多くあるような大学には息子を行かせたくないです。私自身は、20歳頃から喫煙をはじめてしまい、12年間の喫煙時期がありましたが、やはり周囲に流されたと思います。アルバイト先であった飲食店は、休憩所でタバコ禁止でなくて、ついつい真似して始めてしまいました。それよりなにより、大学の中には灰皿が数多くありました。レストラン内、廊下いたるところに設置されていました。教室の中は、禁煙ではあるのですが、あろうことか教室内で喫煙する学生も幾人かいました。タバコの副流煙に臭いなあと悩まされる人も多かったと思います。

第二に、キャンパスの中に「見苦しい立て看板ががなくなりました。」あの看板に書いてある言葉が汚くて嫌でたまらなかったのですが、今ではあの目障りな不快なものを見ることがなくなりました。本当にこれも良いことです。学生運動の象徴のように言われていますが、現在では学生運動など消え去ってしまったかのようです。学生運動って何という若者も多いのではないでしょうか。

それとともに、これについては功罪相半ばと思うのですが、「親が子の行事についていく回数が圧倒的に増えた」ように思います。親にそのような時間が増えた東野もありましょうか?それよりも教師側がより積極的に親に学校に来てくれと言っているようにも感じています。そのような世の中の流れで、子離れ親離れする時期がどんどん遅くなっていると感じます。今の子供たちは、守られているなあ、過保護なくらいに。

さて、昔の方がはるかに良かったのは学費の安さですね。学生たちに手厚く指導するために、どんどん私学の授業料が上がっていっています。以前は、放任主義で学生の自主性に任せていたのが大きかったので、手間が大学側ではかからなかったのでしょう。

次は、関関同立のすべてのオープンキャンパス等を見てきたのでその感想を書いてみたいと思います。皆思うことは同じかもしれませんが、親父目線で、どこの大学ならば、受験させたいかを検討してみたいと思います。私自身は、首都圏にある中央大学で学生時代を送りましたので、関西地区の大学が、以前どのような常況であったかは知りません、。あくまで現状を見てどうなのかですね、そこを見ていきます。