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代表国枝の趣味・クラシック音楽① 好きになったきっかけ

こちらのコラムでは、今までけやきパートナーズの紹介や専門的なことを語ってきたと思いますが、代表の国枝宗徳ってどんな人かということも知りたいよという方もいらっしゃると思われます。いなかったのならば寂しいのですけどね。その人がどんなことが好きなのかというのは、人間関係を作っていく上で重要なことですよね。好きなこと、得意なことに話をふられて嫌になる人はおそらくいないことでしょう。

もちろん、私は本職である税理士という仕事が大好きでたまりませんし、身体が許す限りは、この仕事に携っていきたいと思っています。税理士は、会話できて、法律の条文を読解できて、判断が世間並みにあれば、年齢の壁は破っていける仕事です。とはいうものの、私は仕事ばかりの人生というものもつまらないのではないかと思っています。

私の趣味というと、まず挙げられるのはクラシック音楽鑑賞です。

まず、クラシック音楽好きがどう始まったのかということです。その端緒は、父の国枝隆が幼少の私のためにクラシック音楽のレコードを買っていたということでしょう。幼少期より音楽を聴く機会に恵まれたということです。そして、ヤマハ音楽教室、ピアノ教室に通った覚えがあります。そして小学校の時に父と初めて出かけたオーケストラの演奏会です。今は亡き山田一雄氏が指揮された京都市交響楽団の演奏会を大垣市民会館に聴きにいきました。演目は、越天楽という雅楽をもとにした音楽、花房晴美氏の弾くモーツァルトのピアノ協奏曲、そしてメインのチャイコフスキー交響曲第4番というプログラムでした。山田一雄氏の指揮台からジャンプした指揮ぶり、第1楽章のファンファーレを吹くトランペット奏者の赤ら顔、第3楽章弦楽器のピチカートで弾かれる音色のなんとも言えないリズミカルさ、和声の美しさ、第4楽章の曲調のダイナミズム、音の洪水に酔いしれ、なんと心地よいことかと感動した覚えがあります。あれからもう40年以上の月日が流れていますが、いまだに記憶に残っています。このあと、どんどんクラシック音楽にはまっていく私があったわけです。

思えば、クラシックが趣味となり、それが人生のひとつの楽しみとなったのは、父親の影響であったというほかありません。もちろん、母も音楽好きで今でも童謡を楽しむ会で歌っていたりします。やはり幼少期の経験というものは、貴重です。親の存在、子供との接し方如何により、その子に多大な影響をもたらすことがわかるなあと、当時を振り返って思います。

このように書いていくと音楽に関しては思い出だらけなのです。1度書き出してしまうと止まりませんので、月に1度のペースで続きを書いていこうと思っています。日経新聞朝刊の私の履歴書のようになってきましたが、そのようなものを書こうとしているのだとご理解いただいても構いません。