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初の山陰への旅行で感じたこと まずは往路「交通」について

連続テレビ小説で話題になった土地「松江」。山陰を舞台にした「ばけばけ」の聖地巡礼でもあり、

今までに行ったことがない出雲大社にも行きたいなということで、6月中旬に足を運んでみた旅行記としてお読みいただければと思います。

結論から先に言うと、山陰は私の感性に非常によく合った地域だと思いました。もちろん、季節が良かったこともあると思いますが、「地味」がある意味、「美しさ、奥ゆかしさ」に変わる地域なのかなあという印象でした。若い人が行くと、さて良いかどうか賛否は分かれそうですが、落ち着いた旅を望まれる方々にとっては、この上もなく良い場所なのではないかと思わされます。

まず第一に、人の多さ、混雑度が比較的落ち着いているということでしょう。移動時間帯を混雑しそうにない時間帯を選択したことも良かったのではと思えます。大都市のようなあわただしい人の流れは皆無なのです。ゆったりした気分に浸れた2泊3日の旅でした。

山陰と言っても、ごく一部しか見て回っていません。主に松江と出雲という島根の二大都市を回るだけでした。急いで色んな所を回るのではなくて、温泉にも十分に浸かりつつ、宿での滞在価値も高い場所を選びました。

山陰までの往復って、どう行くのかというのはよく聞かれることでしょう。岐阜からですと、小牧空港まで車で移動して、飛行機で出雲縁結び空港へというルート、空路と東海道山陽新幹線と在来線特急を利用した陸路があります。私は、飛行機での搭乗手続きとかが好きではないし、いかんせん朝1便だけあって夕方遅くにしか航空便がないという便数の少なさを考えるならば、「陸路」でいくべきだと思いました。新幹線駅の乗車駅も、行き慣れた「米原」駅。木曜の朝早い時間帯ですと、かなり空いています。朝早くですと、渋滞もなく、動きもスムーズです。米原駅も家から1時間弱で到着できました。さらには、駅舎から一番近い駐車場に駐車出来て3日で2500円です。他の駅と比べると多少安いですね。

米原駅は、以前は西口しかなかったですが、東口が新しくなり、エレベータ、エスカレータも完備されていて、新幹線乗り場への動線もほぼ直感的に分かるのがありがたいです。

新幹線では、岡山まで行きますが、朝早くですと乗り換えなしでさらに良いかもしれません。ただ今回は、新大阪より乗換えて「鹿児島中央」行きの「さくら」号の指定席に乗ることも目的のうちの一つでした。ですから、米原から二駅間だけいつもの通りの「こだま」に乗車しました。新大阪まであっという間に着いてしまいます。朝食を新幹線の中で食べて少し落ち着いて座った要るだけで「新大阪」ですね。ここまでは、よく乗る風景で慣れています。

新大阪で、たぶん初めての乗換である「さくら」への乗換になりました。駅の窓口の方が、うまくやっていただいたのか、こだま12号車からさくら4号車は、ほぼお隣同士のような感覚。ホームを挟んで向こう側ということではなく、階段やエレベータを使っての乗換ではありますが、乗換時間9分でも多くの荷物を持っていても、さほど急がなくても良いという乗換でした。ただ、何か余裕を持って買うというような時間はありません。

さくらの指定席は、こだまとは違って、席の幅がずいぶん広く感じられます。それもそのはずで、一列で5席ではなく4席だからです。普通だと南側に3席、北側に2席ですよね。ところが、通路を挟んで2席づつなのです。東海道だと通常は、グリーン席だとその幅ですけど、普通席ではこの余裕はありません。そして、ひじ掛けも木目調の落ち着いた配色であったり、ひじ掛け近くにドリンクホルダーも付いていたりするのですね。うわー、楽だなあ、慌ただしさがないなあと感じさせられます。車内で聞かれるメロディも西日本仕様なのでしょう。ああ、いつもとは、違うところに来たなあという感覚にさせられます。そして「さくら」での旅も約1時間程度で終わりで、岡山で降車します。

岡山から、在来線で山陰方面に行くのですが、通常は「特急やくも」に乗車します。乗換途中に、何か買い物する場所はあったのですが、在来線のホームにあるのではないかと安易に想像したのが間違いでした。「やくも」が発車するホームには売店がありません。これは要注意です。前もって新幹線岡山駅から在来線に乗換え前に買うことです。東海道新幹線16両⇒山陽新幹線8両と短くなりましたが、さらに山陰行きの特急は短くわずかに4両です。

一番前の車両がグリーン車にちょっとした遊び心のある「向かい合わせ」に元からなっている座席が、4組あるのです。その二人掛け用を予約していましたので、乗りました。靴を脱いで足を投げ出して乗れるというのも魅力、大きな窓から車窓を楽しみつつというのも良いですし、二人で向かい合って駅弁を食べながらでも良いでしょう。そして、荷物置きもきちんと用意されているのは便がいいなあと思わされます。「向かい合って」というのは、友達同士や親子ならいいが、私たちのような夫婦には、微妙かもしれません。それよりも、座席のリクライニングがないことが気になってしまうと妻は言っていました。この座席「セミコンパートメント」っていうそうです。私は、珍しくていいと思いましたが、妻からは不評でした。