いたって平和な雰囲気
ちょうど韓国の大統領選挙も終わりましたが、昨年の「戒厳令」「大統領弾劾裁判」などで、政治的に不安定と思いきや、韓国に行った5月中旬は、観光にも一番良い季節であるということも手伝ってか、ソウルの街中には一切不穏な空気は漂っていませんでした。明洞の商店街、露店はとても活気があり、物騒だとか、不気味とか怖いということは、一切思いませんでした。時に韓国は、「反日」とか言われますが、街中で日本人だから、差別を受けたと感じる瞬間はありません。お金を落としてくれる日本人に対して、嫌なことをして良いことはないでしょうからね。
さて食事処の接客は?
身振り手振りを交えつつ、スタッフは、食べ方を伝えようとするのですが、韓国語しか話せないスタッフさんが多いように思いました。ガイドさんが、店のスタッフとの間に入ってやりとりしていただいた感じがしました。とはいっても、不愛想ということはなく、せわしく動き回っているのが印象的です。ホテルのブッフェでは、テーブルが狭いせいか、食べ終わった皿は、すぐさま片づけてくれるのは気持ちよいです。全般的に、ホテルを除くと、ばたばたと動き回るスタッフさんが多いです。
食事は口に合うのか?
これは、人それぞれだとは思うのですが、刺激のある食べ物が多いせいか、胃腸の調子が悪くなってしまいました。なんか、どこもワンパターンな出され方です。団体向けの料理ばかりだからでしょうか、テーブルの上に所狭しと並べられる料理、ちょっとボリュームが多いお店が多いような気がしました。B級グルメの国ということもあるのでしょうかね。こういうのは、若い人たちには良いのかもしれません。それにしても、ホテル周りの食事処は、どこもかしこも「焼肉」だらけ。韓国料理は、日本でも味わえますが、本場の方が確かに美味しいとは思いました。ただし、毎日韓国料理って食べたいとは思わないのです。日本の食生活に慣れてしまっているからでしょうかね。私の主観ですが、まだ台湾の方が口に合うのかなと思います。中国料理の方が、まだなじめます。
食事処の狭さは気になる
ソウルは、非常に人口密集地ということもあるからでしょうか。テービルの狭さは気になります。余裕がないです。狭いのに、店員が慌ただしく動き回るので、ゆったり落ち着いて食べるという感じにはなりません。頼むとすぐに応じてくれるスピーディさは良いのでしょうけど、どこもかしこも「狭い」「せわしい」という印象でした。ただし、スターバックスはあわただしさはありません。韓国料理を食べた後には、甘いものが食べたくなります。
日本語は通じない、英語も分かってくれない場合が多い
バスガイドさんは、お二人付き添ってもらえましたが、一生懸命にガイドしてくれました。お1人は、久しぶりの日本語ですと言いながら、冗談も交えて、韓国の事、ソウルの事、ホテル内の事、など案内してくれました。懸命にやってくれたのですが、ちょっといそがしい感じの動き、スピーディにと思うのでしょうね。元気さはある反面、落ち着きがないなあと思わされます。そして、バスの運転が荒いのですね。車線変更を頻繁に行いますね。これは、日本のバスでは遭遇したことがありません。あ、日本語を流ちょうに話せるのは、「免税店」店員さんですね。日本人相手に、いろんなものを買わせるためには、日本語磨かないとという感じでしょうか。これは、台湾でも同じでしたね。工場見学をさせていただいたときに、工場の方が、日本語で説明してくれたのですが、ぎこちない日本語でした。仕方がないでしょう。ハングルと日本語、お互いの言語を話せる人は、少数派だろうと思います。
Wi-Fi環境が素晴らしい
ホテル内では、スマホが存分に使うことができました。Wi-Fiが非常に快適です。それゆえなのか、紙のガイドマップがないと言われました。地図は、スマホでというのが当たり前なのでしょう。IT、デジタル化は韓国がずっと進んでいるのかと思わされます。
悠長に、デジタル化を納得させながら進める日本と、デジタル化を国策として強制的に進めてきた韓国の違いなのでしょう。
さて、どちらが正解なのか、10年のうちに答えが出るのでしょうか。