企業ロゴ

私立大学入試の合格発表から合格通知などを見て思うこと

高校3年生の2月というと、大学入試の真っ最中という感じがします。私立大学の入試の合格発表は、ピークを過ぎたのかと思います。息子が高校3年生で、いくつかの大学を受験しましたが、合格発表のやり方が、それぞれ違うので、戸惑います。利用者側からすると、すべて統一した方法ならば、楽だがなあと思います。今は、大学のホームページ上に、「合格者の番号を掲載する」というのは少数派なのでしょうか。それとも、大規模大学は資金力があるので、受験者個々人に、通知できるシステムを利用できるのでしょうか。合格者の人数が多いので、番号を羅列するならば、見づらいので、番号掲示をやめたのでしょうか。

息子のすべての受験大学は、受験者独自のページ上(マイページ)で、合否照会のボタンをクリックかタップすることで、合格か不合格かがわかりました。はじめての合格発表の大学では、表示されるのに時間がかかってイライラさせられたのですが、以降は皆さん慣れたのか、画面が表示されにくくなる現象もなかったように思いました。

ある大学は、合否の発表のほかに、同時に試験の各科目の得点の発表も行っていましたが、そのような素早い情報の開示は、大変良いことだと思いました。この点数の開示は、合格者にも不合格者にもされるもので、成績の開示を希望しないのならば、表示されないというもので、これは大変親切だと感心させられました。「合格最低点」も表示されるので、ぎりぎりの合格かどうかも分かるのです。この開示で勇気づけられるというのもあるかもしれませんが、落ち込む可能性もあります。物はとらえようです。良いように解釈していくことでしょうね。

不合格通知は送られてきません。合格通知は、速達で届ける大学が多数だと思います。その通知書がなんとも殺風景でさびしく感じる大学と、デザイン性が優れていて、入学はしないのだけれど、ちょっと保存しておきたいなと感じさせる大学もありました。他の印刷物にも、統一的なデザインを使っていて、本当にオシャレに思います。実際、世間から「おしゃれな大学」と言われている大学なんです。通知書を速達で送らない大学もあります。合格通知書は、必要ならば、ネットからダウンロードしてくださいっていう大学。この大学は、私立大学には珍しく、入試要項すら、紙発行をせずに、ダウンロードしてくださいと。新しいこと好きな「革新的な大学」だけあると思わされます。それぞれ大学のカラーがでているのでしょう。面白いものです。