2024年は、「激動の年」であったと思います。いきなり能登半島地震に始まりました。これほど、科学の進化した現代でも、いまだに地震を予知することはできないのであるなあと思わされました。
アメリカの大統領にトランプ大統領が返り咲きされるというのは、年初に想像できましたか?全くできなかったのではないでしょうか。トランプ氏は、現在78歳ですが、年齢を感じさせない力強さのある言動をされていると思います。2025年からの4年間、トランプ氏が、世界に何をもたらすのか、なぜ米国民が、トランプ氏に熱狂するのか、非常に興味深いところであり、見続けていきたいと思います。
日本国内で行われた選挙結果にも驚かされました。都知事選に挑まれた既成政党の支持を得ない石丸氏の得票数165万、兵庫県で、全会一致で解任された知事が再任された結果です。マスコミの報道姿勢によって、大きく選挙結果が変わるという従来のパターンが変わりつつあるという認識を持たなければならないと強く感じさせられました。
毎年12月となると「税制改正」に関する話題が多く報道されますが、今年の風景は去年までとは、まるで違うものになっています。これは、国民が衆議院総選挙で示した民意によるものであり、「民主主義」が機能しているものとして、評価できます。
従来は、与党側(自民党等)が、国民の意思を置き去りにして決めているというイメージがありました。しかし、今年は、石破首相の言う「(総選挙で)大幅に得票を伸ばした党」が強く主張することが、取り入れられています。投票に行けば、何かが変わるかもしれないという意識が有権者間に定着できると良いと私は思っています。
「大幅に得票を伸ばした党」が打ち出したキャッチフレーズ、非常に分かりやすく感じます。「手取りを増やす」、「103万円の壁を引き上げる」です。これらは、有権者の切実な問題、非常に身近な問題であるということです。やはり、多くの有権者のハートをつかんさことで「得票」に繋がったということでしょう。
「大幅に得票を伸ばした党」の行動をまねしたら、売上は増えると思いますが、どうでしょうか。では、この政党が、どんな行動をしているのか見てみましょう。
成功例にならうこと →都知事選での石丸氏のネット戦略をまねていた
ターゲットに届きやすい「キャッチフレーズ」を作ること
クレーム対応、まずは、すぐに謝罪すること →代表の不祥事発覚時の対応です
スピード感のある報告をすること →公約がどの程度進捗しているかすぐに分かる
お客様、取引先の声を聴くこと →記者の話、他党の意見にも耳を傾ける
過去を振り返り、常に変革していくこと →過去の低迷を総括して変化させた
従業員、支持者をほめること→「みなさまのおかげで」という声がよく聞かれる
2025年が、皆様にとって良い年になることを願ってやみません。
私どもは、お客様の事業がより繁栄発展されますよう、「パートナー」としてお役に立って参ります。