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やはりロボット時代到来!?

人材募集をしても人が集まらないという声をよく聞きます。すなわち「人材不足」問題ですね。

それを実感した東京への旅行でした。

あらかじめ東京へのチケットは、名古屋駅の有人の売り場で買ったのですが、もともとはJR東海ツアーズの「旅行カウンター」があった場所。

もう窓口で、旅行を売る時代ではないのでしょう。WEB上のカタログからお客さんが、選択して「ポチ」として購入すればいいという感覚なのでしょう。新幹線特急券も自動販売機に頼ることは多そうです。さらには、これもネットでの販売が目立ってきました。私の場合は、「障がい者手帳」による割引を受けるため、有人窓口で買ったわけで、普通に割引を受けないならば、ネットで買うことになります。もう「ネット優位」「無人優位」になっているように感じます。

最近、穂積駅に行きましたが、とうとう常駐する駅員さんがいなくなってしまいました。JRさんの「人財合理化戦略」の一環でしょう。遠隔地から対応して、切符の販売をしているようです。

鉄道の世界、障がい者割引受けるには、有人改札を通らないといけないようで、何度も券売機で「子ども用」2枚買って、有人改札を通って行き来しました。この面倒くささは、何とかならないものでしょうかね。でも、障がい者手帳もWEB版があります。同じく、身体障がい者の社長が作られた仕組みである「ミライロID」が、ずっと大活躍してくれていました。私のように片腕の不自由な人でも、スマホの画面を見せればよいというのは、非常に助かるのですよね。最近は、手帳の紙の方は、持ち歩いていません。

中央大学内の学食。支払は、有人対応ではありません。キャッシュレスでも可能です。大学生ならば、迷わずに注文できるから良いでしょう。以前から食券を現金で自販機で買ってという食堂もありましたが、その食堂は、以前は有人で食券を販売していました。

JR東日本系列のホテル、ここがびっくり。フロントのスタッフにチェックインからチェックアウトまで全く会いませんでした。声を交わすことがありませんでした。チェックインの際の、宿泊者の登録も、画面にタッチペンで記入していく方式が採られていました。やや戸惑いましたが、よく見れば大丈夫でしたので、画面越しに、質問する必要もなかったです。これからは、ますます紙に文字を書くことは減っていくのでしょう。かと言って、このホテルの快適さは減ることはなく、快適で駅からもほど近くて、分かりやすく、部屋も快適でバスタブも十分な広さで、満足感があります。ホテルのおもてなし感を求めるという考え方もあるのですが、無人として、そこはコストカットして、部屋での過ごしやすさを高めるというのもありだと思わされます。

帰りに、岐阜羽島駅近くのファミレスで、家族で食事したのですが、注文は「タッチパネル」操作で、「配膳ロボット」が料理を運んでくるという省人化でした。料理は、ファミレスにしては、おいしいので満足です。最近は、料理をロボットが運んでくるというのが多くなったなあと感じます。

東京旅行の日ではありませんが、コロナワールドに映画を観に行きました。お盆であるのに、お客さんの入りは寂しかったです。なんと、同じ映画を私たち夫婦以外に1人しか見ていないような状態でした。以前は、チケット売り場にいたスタッフはおらず、チケットはネットで売られて、スマホの画面を提示する「電子チケット」で入場しました。通路を今度は、「掃除ロボット」が床掃除をしているのに遭遇。わざとぶつかったらどういう動作をするのかなあと考えながら、掃除ロボットを見つめていました。

様々な場面で、省人化、ロボット化が進んできています。私たちの税務会計の仕事でも、さらに省人化ができるようになっていくといいと思います。まだまだ発展途上です。事務経理は、効率化、合理化していく、ロボットに任せられるという世はすぐ近くにまで来ています。