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高校の「進学実績」に関する疑問符

今や情報開示がないと怪しいと思われる時代ではないでしょうか。義務教育ではない高等学校にはホームページが当然存在するというように思います。そこに利用者、閲覧者が関心を持つ情報を記載しないのはいかがなものかと思います。隠すということは都合が悪いのでしょうか。あるいは、探しにくいところに情報が存在したりしていたりするのは利用者目線に立っていないなと思います。
例えば、東京都にある私立高等学校には、学費の記載場所が分かりませんでした。進学する際に、私立高校の授業料というのは肝心な情報であると思いますけれど。そして、その高等学校の私学の進学実績を見てみると、難関私立と系列私立大学の表示は、きっちりと合格者数を掲載するのに、それ以外はその他と一括してあるというのがありました。「不都合な真実は、見せない」のが普通なのでしょうか。
岐阜県にある高等学校については、ほとんどの高校が、卒業生の全合格数を記載するという高校が多いと思います。公示方法として、難関大合格のみを大きくアピールする高校はあるものの、全大学の合格者もともに掲載しているのが通常で、望ましい在り方と思います。
ところが、多くの人が関心を持つのが「では、実際どこの大学に進学しているのか」ではないでしょうか。そう、進学実績というのならば、どこの大学に「合格」したかではなくて、どこに「進学」したかではないでしょうか。

そこをきちんと明示してあるのが、私が調べた限りでは「岐阜北高校」しかありませんでした。これでわかることは、やはり国公立大学合格すれば、ほとんどの人は、そのまま進学していることです。逆に、私立大学は、合格者100人を超えていても、実際に進学しているのは2割にも満たないということ。1人で数多くの合格実績を獲得するからでしょうし、受験料さえ支払えば、数多く受験できるように私学の受験制度になっているからですね。ちょっと驚いたのは、ある私学伝統校への実際進学者の少なさでした。合格者もさほど目を引きませんが、それにも増して、進学していないということが気になりました。この大学は、上位進学校生徒から選ばれない大学になってしまっていることを真剣にその理由を考えた方が良いのではないかと思えました。
私の高校の時には、もっと喜んで行った大学だったと思うのです。地方銀行や信用金庫のスタッフとして働く人も多い大学であるのに、新キャンパスを利便性の高い場所に作ったにもかかわらずですね。

その大学が、岐阜北高校の生徒に好まれなかったというだけであったというのが、この状況では分かりませんね。大学進学先を考えるにあたり、どこの高校、どのレベルの高校出身が、その大学には多いのかというのは、分かるといいですね。他の高校においても実際に、生徒がどの大学の学生となったのかを開示していただけるといいのにと思いました。岐阜北高校でやっていることを他の岐阜県立高校ができない理屈はないと思います。