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叔母の通夜に思う

私にとっては、祖母以来の近親者の他界でありました。私の母の兄の奥様が80歳で天に召されました。

最近では、結婚の時しか会うことがなかった叔母でしたけれど、一つ大きな思い出があります。

高校3年生の夏休みの時、叔父叔母の住む家に2週間泊まらせていただいのです。

大学受験勉強のため、名古屋の代ゼミ夏期講座を受講したのですが、揖斐から毎日通うのは効率が悪く、

夏期講座受講のために一宮の叔父の家に滞在して通学しました。

今考えるとよく受け入れてくださったなあという思いです。

朝夕の食事を出していただき、ふとんの用意もしてもらって、風呂も入らせていただいて。

通夜の当日、葬儀場に両親と一緒に出向くと、従妹が笑顔で迎えてくれました。その声やしゃべる言葉を聞くと

まさしく叔母さんだあと思ってしまいました。私の名前を呼ぶ「むねくん」と発する声のトーン、話し方が似ているなあと。

そして従妹二人の子供とご主人たち。数回しか会っていないのですが、見覚えがあるご主人二人。

その子供たち4人は、ほとんど見覚えがないのです。一番年上の子は22歳であったのですが、この一族にないような身長の高さ(185センチ)に皆一様に驚いていました。

でも、20年近く前に会った時の面影が、あの幼き時の顔の感じは変わっていないのです。

従妹たちも、50歳前後。ともに遊んだ時から40年程度。

懐かしい思いが強くなるひとときを過ごさせていただいたように思います。