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高校野球を観た試合後 大垣東高の伝統!?

7月15日の「海の日」、特別に外出する予定もなかったため、大野町のレインボースタジアムに高校野球を観に行きました。大垣東高校、私の母校が登場するからでもありますが、更に言うと、息子2人の出身校でもあります。同校の育友会(PTA)でも活動させていただいたこともありますので、三男(別の高校に在籍中)を除いて4人そろって行くことにしました。

残念ながら選手の中で、私が知っている選手はいなかったのですが、監督は、二男の担任であった先生ということもありました。とても若く、30歳代前半の先生です。

対戦相手は、遠く飛騨方面から遠征に来た高校ということで、応援団は少なかったものの、選手たちの声は、よく響き渡っていて、元気よく楽しくやっているのを微笑ましく思わされました。

私が観戦していたバックネット裏席は、球審が一番目立つと感じる席です。審判の動きが、逐一よく見える席で、この暑さの中、ずっと立っていなければならないのは、体力がいるだろうなあと思います。2時間以上は、球を集中して追い続けなければならないから。私も「少年野球の球審」をやらせてもらったことがありますが、暑さの中、頭がクラっとしたこともあります。審判の「ストライク」、「アウト」、「セーフ」の声が良く聞こえると、試合に入り込めるものです。球児たちの動きに触発されたのか、気持ちよく動かれていたのも印象に残りました。

大垣東高校に息子たちが在籍したときは、平日に試合があったり、遠隔地で試合があったりで、今まで母校の観戦はした覚えがありません。今年は、試合開始から勝利チームの校歌を聞くまで約2時間程度にわたり観戦しました。強豪チームではないので、校歌を球場で「聞き」、「歌う」という特別な経験ができてよかったなあと思いました。

試合後、Saxと書かれた楽器ケースを持った女子生徒に聞いてみたくなって、ついつい

「東高に吹奏楽部はあるの?」と話しかけてしまいました。

女子生徒「ないんですよ」

私「じゃあ、自発的に?」

女子生徒は、首を縦に振り、そうだという感じだったので、

「僕も30年以上前、同じようにやっていたよ」「そのときは、ベスト4までいったよ、3年生の時に(1986年です)」

女子生徒は、「へー、すごい」という反応でした。

吹奏楽部なき東高を応援しようと自主的にラッパ隊やっていた伝統が、まだ残っているのか!!と感動させられる試合後でした。

1986年の対大垣商業戦の大熱戦は、今でも脳裏に焼き付いている。