小樽観光を終えると、次は「白い恋人パーク」へ。小樽は、バスが駐車待ちするほどの混雑でした。この白い恋人パークは、さすがにきちんとした誘導も付いた駐車場でした。歩道が、駐車場から分離されていて、安全に配慮がされているという印象を持ちました。有料エリアの入場券を買うと「白い恋人」を1枚いただけました。できたてだから、美味しいのですかね。外観は、子どもが遊びに来れそうな遊園地ぽいところがあります。とてもメルヘンチックな外観です。有料エリアですと、お菓子の工場で、「白い恋人」が出来上がっていく様子も見えるのですが、上から眺めるだけというのが残念です。いい香りがにおってくる場所だといいのですが、さほど近くで見られないのです。どうでしょうね、有料エリアは、そこまで行く必要もないかもしれません。白い恋人だけでなく、今まで見たこともないようなお菓子を見に行く、建物とその雰囲気を味わうだけでも十分に行く価値はあるかもしれません。もちろん、「白い恋人」のファンであれば、ぜひ訪れるべき場所でしょう。
白い恋人パークは、札幌市内。さらに市街地に移動していきますと、札幌で泊まる予定をしていたすすきのの「クインテッサホテル」があります。クインテッサホテルというと、地元近くの大垣市にもあるのですが、札幌の繁華街すすきのには、三店舗もあるようでした。ちょっとまぎらわしいですね。並んでいればいいのですが、3店舗が100mほど離れているのです。そのホテル名をしっかりと見ていなかったせいで、3つのホテルをすべて回ることになってしまいました。その3店の中では、一番新しく、ホテル前の道路に余裕があるのが宿泊する「札幌すすきの63」でした。ウェルカムドリンク、大浴場があって、客室のバスルームのシャワーの機能も使いやすく、朝食場所もきれいで品が良くて、品数も多めでなかなか良いホテルだと思いました。
さらに、宿泊した日は、ホテル前が、「やさこいソーラン祭り」のパフォーマンスを行う団体が出発する場所になっていて、とても活気のある大都市札幌を観ることができました。大音量の音楽に合わせて踊るよさこい、残念ながら踊っているのを見届けている観客が多くて、観られなかったのですが、6月の良い季節を迎えて、エネルギーを発散する季節に、このイベントというのは、よく合っていると思いました。
札幌の夜の宴会で、料理を運んでくれた若い男性の愛想良い対応に、職員が感心させられ、「あわびの踊り焼き」の楽しさで盛り上がったのちのに、祭りの雰囲気を味わったのでより興奮を感じたのかもしれません。そのあと、すすきの駅北の有名なラーメン店で、味噌ラーメンをいただきました。〆のラーメンとして、ハーフサイズを食べましたが、これほど麺にスープがよくからんだラーメンには、出会ったことがないと感じました。麺とスープの味は、最高の味でしたね。ハーフとはいえ、決して物足りない量ではなかったのです。30分待った甲斐があった味でした。さすが、本場味噌ラーメンの味だと思わされました。
翌朝は、市内を散策。すすきの駅を通り抜け、「大通公園」を通りぬけて、旧北海道庁の赤レンガの堂々とした伝統的な建造物の外観を眺め、札幌「時計台」へ行きました。様々な角度から、「時計台」を観るのですが、非常に古い建物であると思うのですが、手入れはされていて、形は美しいと感じました。小学生の時は、こんなに小さいのがあの有名な「時計台」かと、がっかりした記憶があるのですが、56歳の目は違いました。近くから観る時計台、旧道庁は、美しい建物だと思うのです。ところが、背後に鉄骨鉄筋コンクリートの高い建築物があるのは、非常に興ざめです。
札幌の大通公園とテレビ塔は、たびたび出かける名古屋の栄「久屋大通」「名古屋テレビ塔」に似ていて非常に興味深いところですし、親近感を覚えます。道路が碁盤目のように非常に整ってい二つの大都市。今回は、利用していない地下鉄の路線網も似ているようです。「官庁街」「商業地」とのゾーニングの考え方も。大都市の場合は、きちんと歩道が整備されて、歩きやすいのが良いですよね。
3日目は、場外市場と、羊ヶ丘展望台を見て新千歳空港へ。市場で、うに丼を食べたかったけれど、「7500円」って高いと思ったので、あきらめて、ウニいくら丼に。いくぶんか安くなったものの4000円以上。これは、観光地価格なのでしょうか?羊ヶ丘展望台、ここは羊が数匹いて(人により付こうとはしない)、なだらかに傾斜して市街地を見渡せる草原のようなところにあるのですが、入場料一人1000円とは高すぎるのではないでしょうか。クラークの像と一緒に記念撮影で、1度行けば十分と思われました。
多くの人が納得する北海道の食のおいしさ。対して、今回の旅行では、都市部がメインで、大自然にふれるたびでなかったのが残念という声も。北海道は、東や北の方に行こうとすると、不便だし、寒いし、高くなるしで、慰安旅行では限界があるかもしれませんね。6月の北海道はあまり暑くなく寒くなく適温で、湿っておらずさわやか。非常におすすめです。