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東京大学に実際に行ってみた!

実は、東京都に住んでいたことがあるにもかかわらず、日本一有名な大学である「東京大学」に行ったことがなかったのです。

東京に住んでいても、有名な場所に行けていなかったのですね。明治神宮野球場に野球を観に行っても、「明治神宮」に行っていないのです。渋谷には行っても「表参道」、「原宿」にすら行っていないのです。やはり興味を持たないと足が向かないものですね。おそらく野球に関心がない人にとっては、東京ドームなど興味がないので、行こうとしないですよね。

私は、中央大学商学部卒であり、当時は私立大学しか考えていなかったので(数学が苦手で)、私立しか受験しなかったのです。東京大学などは、当然雲の上の存在であって、縁遠いものであるので、東京大学に行こう(単にキャンパスに足を踏み入れるという意味で)などという気もわいてこなかったのです。

ところが息子たちの大学受験を経験した際に、いくつかの大学で開催されるオープンキャンパスに行ってみたり、自由見学で大学を見て回ったりしたのです。やはり伝統のある有名大学である関西の有名私立大学のキャンパスの美しさに魅了され、名古屋大学の広大なキャンパスに、駅からすぐの便利な立地に圧倒されてきました。キャンパスを比較すると、やはり難関な大学になるほど通常は、キャンパスに風格を感じさせるものがあるということに気が付かされてきました。宿泊したホテルから歩いて丸の内線の後楽園駅のホームについて、御茶ノ水方面行きに地下鉄に乗ったときに、ふとひらめいたのです。「そういえば、日本最高レベルの難関大学に行ったことがないな」と。そう東京大学。後楽園駅の隣が本郷三丁目(なんか三丁目という駅名が多いように思うが)で、降車して、特別に調べずにふらっと東京大学本郷キャンパスへ行ってみました(東京大学は2か所にキャンパスがあり、都心に近い方です)。雨降りしきる中、それなりに重い荷物をかかえながら。土曜日、しかも春休み中である3月というので、学生姿はわずかにあったのかどうか。人はまばらでした。

それでも、キャンパス内観て回るには十分で、その広さに圧倒されますね。東京駅から5キロ程度しか離れていない一等地にこれほど広大な土地を国は確保して教育機関を設けたんだなあと。やはり国を作るには、よい教育が受けられるところを利便性が高い場所に作るべきだと。都心にあるキャンパスとなると、地価が高いので、建物を上へ作りたくなるのでしょうが。さほど高い建物はない、実に贅沢な場所であるなあと考えてしまいました。そして、歴史と文化の薫るレンガ造りの建物群。伝統を感じさせる色、古さがまた汚いというよりも良い味を出しているのです。そして、あらゆるところに案内板が掲出されていて、まさに観光地としても、観ていってくださいというように、外にも開かれて存在しているのです。キャンパスというとやはり生い茂った樹木を想像しますが、これも絵に描いたような風景の場所がたくさんあって。皇居にも数多くの門があるように、東大にも数多くの門が存在しているのですね。その広大さが実感できます。有名なスポットである東大の「赤門」。これが、正門というわけでなくて「正門」は、別に存在するのですね。正門より伸びる並木道の堂々とした風格。そして有名な安田講堂のたたずまいの美しさ、華麗さ。このキャンパスの中で学習できるというのは、やはり幸せを感じるのであろうなと想像してしまった。教室内は、古びているkも知れない?いや、それも伝統を背負った重みなのでは。この国を背負う人を生み育ててきた最難関大学という風格たっぷりの東京大学でした。

やはり、東京大学を狙える学力がある高校生などは、実際に行った方がいいと思います。いえ、学力的に手が届きそうにないという方でも、東京大学に足を踏み入れていることをおススメします。国家の期待を担って存在する大学、それを実感できるでしょう。そう、キャンパス内、実に静かで勉学には当然適していますし、周囲も騒々しさとは無縁の住宅地が広がっていたりします。にもかかわらず、地下鉄駅から徒歩で行けますし(地下鉄南北線には「東大前」駅もあるようですね)、苦しいさかのぼりがありませんので、どこをとっても最高の大学でしょう。どんな学生さんたちが通うのかというのも、さらに興味がわいてきました。次回は、ぜひ平日昼間に訪れたいものです。