8月29日に姪(妹の子)の披露宴に参加させていただきました。結婚というめでたい席であり、何度参加しても良いといいたいところでありますが、首をかしげるような披露宴もあったので、どのような披露宴が私は望ましいと思っているのかを述べたいと思います。もちろん、様々な考え方があることを承知しています。価値観が多様化している中で、これは披露宴や結婚式で外せないなと思われるものがあると思うのです。
手前みそではありますが、姪の披露宴がその備わっていているべきものが備わっていて、とても良かったと思わされました。
豪華な会場、豪華で品数の多い料理、派手な演出っていうのが披露宴の醍醐味であるのかもしれませんが、そこではないと思っています。
まず、いかに今まで新郎新婦とかかわってきた人たちにスポットライトが当たるのかではないかと思っています。今回は、途中新郎新婦が中座する際に、エスコートする近親者がいました。新郎は、三人兄弟の長男ということで、妹と弟を伴い、三人が年の順に並び、後ろから肩に手をかけて、電車ごっこのように退場していったのが印象的でした。その際、妹と弟に、司会者がインタビューしていましたが、これも良い演出ですよね。兄弟の良い関係性が見えてきます。そして、姪の方は、じいちゃん(87)とばあちゃん(81)をエスコート役に指名していました。この二人は、私の両親であります。両親にとっては、夢のような時間ではなかったでしょうか。母は、喜びで声が上ずっていました。父は、仲人の経験があるからか堂々としてました。ちょっと説教めいたことをしゃべっていたのが、父らしいなと思いながら聞いていました。
そして、当人二人の声は当然聞かされましたし、ご両親四人の声も聴くことができました。そのほか、ご友人がたの話も7人から聞けました。前に出てきてのお話でないということから、リラックスしてしゃべれたのではないでしょうか。
新譜である姪については、確かに生まれた時から知っているのです。しかし、新郎については、まだ8ヶ月前に初めてお会いしたばかりです。どんなふうに育ってきたのかというのが分かりません。そこは、参加者に届けてほしいと思うのですよね。どこで生まれ、どこで育ち、何が得意で何に夢中になってきた子なのかですよ。それが、十分に語られていましたね。そこが大切なのではないかと思っています。
核としては、次の点ではないでしょうか。両親の下から飛び立つ二人が、両親へお礼をする場。新郎新婦に深くかかわった人に新郎新婦が感謝する場。もちろん参加者は二人を祝福する場。その中で、こんな家族の中で育ってきましたということ、こんな仲間に恵まれてきましたという姿が見られないと物足りなさを感じます。
以前は、友人がスピーチするとかがありましたよね。また、余興で歌を歌ったり、ギターを演奏する人がいたりというのがあったのですが、今はそういうのが全くないのですね。そこについては、時代の変化として受け止めるとしましょう。
結婚式で、両親が息子をハグする場面があったのですが、中学以降でやったことがないよ。これ、息子が結婚したらやるのかなと、思わされたのですが。いきなり新郎が式で泣いてしまっていたので、こちらももらいなきしてしまったんですよね。
地元での結婚式披露宴、しかも青春の一ページであるバイト先であった結婚式場での挙式という選択も、とても良かったのではないでしょうか。縁のある土地、場所での披露宴、非常に良いと思いました。