一年前の石破総裁選出の時から、違和感だらけであった自民党の体質。ようやく、「民の声」を聴く気になったのかとほっと胸をなでおろした土曜の高市総裁の誕生劇であったと思います。政治が、われわれ庶民の痛切な叫びを無視して、違う方向に行っているというのを感じたことが、衆議院、都議選、参議院の与党大敗につながったのではないでしょうか。国民民主党と与党が合意した二つの事項、ガソリンの暫定税率廃止をすること、年収の壁を178万円をめざして引き上げること、という約束事があまりに、粗末に扱われ、約束を果たさない自民党に堪忍袋の緒が切れた有権者は多いのではないでしょうか。約束事を守らない、言ったことが次から次に変わる石破首相の政治姿勢に、政治を変えてほしいという思いが爆発した結果ではないかと思えます。中には、いまだに石破さんは悪くない、自民党の体質が悪かったという人もいるでしょうけれど、私は、石破氏の国会答弁はあまりに冷たく、誰のための政治をしているのか分からない態度であったようだと感じました。
一方の高市氏、初の女性総裁ということで注目を集めていますが、愛する日本、日本の国土を守り、今まで日本を形づくって来た先人への感謝すると感じられる唯一の候補者であったと思います。もう一度「日本を高い位置」に押し上げてくれる首相になってくれる人物だと思えます。自民党内の選挙で決まった高市氏。全党員の4割もの支持と圧倒的でしたので、高市さんの下で一致結束して、この日本が置かれている難局に対峙していただけたらと思います。おそらく総理大臣になられるでしょう。サッチャー英首相のような「鉄の女」であってほしいですね。自分の「節」を曲げずに、妥協なく、自民党の、日本を「洗濯しなおしてください」。期待しております。
高市氏、とてもタフなようですで、ワークライフバランスなど捨てていいっていう覚悟を持たれているようです。倒れない程度に頼みます。株式市場は、高市総裁歓迎ムードのようで、大幅に株価が上がりました。やはり、民の節約志向を崩すには、減税による懐をあたためる政策でしょう。積極的な財政、金融政策をうたった安倍氏の後継としても期待しています。あの人気実力ともにあった安倍さんの後継なんですから。日本をもう一度輝く国にしてくれると信じたいです。
さて、高市さんの政策を推進するためには、内閣支持率を高く保つことでしょう。そして、高市さんを貶めるような風評には、耳を貸さないことでしょう。日本を良い国へ!党派、主義主張を超えて向かっていくことを願いたいですね。