コラム

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暑い中の参院選、投票は必ず行きましょう
今年の夏は、梅雨明けが早く、早くも40度にも迫ろうかという日がたびたびありますね。 まだ、私どもは室内での仕事時間が多いから良いものの、この猛暑の中、外でお仕事されている方には、本当に体調を気にしながらお仕事いただきたいと思います。先日は、名古屋市内の駅に30分程度立っているだけで、気分が悪くなってしまいました。30度以上の高温、そして湿度も高いからでしょうね。 そして、3年に一度行われる夏の参院選も、暑い中行われますね。風物詩といっていいくらいです。暑い街頭で、「熱い」演説をされると、聴衆のほうも、その「あつさ」に参ってしまうかもしれません。いくら小泉農水大臣のようなさわやかイケメンが演説しようが、涼しさは感じないですね。演説する側は、気が張っているので、聴衆の反応が良いと、暑さは吹き飛ぶのでしょうか。それは、聞いてみないとわかりませんが、よりよい社会にするための経済政策を競い合う、日本が他国から侵略されずに、平和に暮らせる社会になるための外交政策を競い合う、少子高齢化や、地域間格差問題に対する処方箋を競い合う選挙戦にしていただけたらと思います。そして、「公約」したことは、与党ならば必ず実行する、野党に甘んじた党だと、公約を実現するのは難しいところでしょうけれど、政策実現のための努力はしっかりと「見える」ようにしてほしいものです。 事務所のある揖斐川町では、有権者の数が少ないからか、公示から1週間近くたっているのに、「候補者の名前」を連呼する選挙カーに遭遇しません。候補の生の声を聞いてはいませんが、各政党の主張を、新聞やインターネットの情報を見聞きしつつ投票する人、政党を選びました。 私は、期日前投票をすでに済ませました。私の世帯は、夫婦と息子1人ですが、昨日までにみな期日前投票を済ませました。もっとも、私の住まいから期日前投票場所のほうが、投票日の投票所と比較してずっと近いこともありますので、選挙はすべて「期日前」に済ませています。期日前にするのに、特別な理由は不要であるようなので。 投票日7月20日が、三連休の中日であるということですので、投票所の近くにはいない、旅行に行くという人も多いでしょうね。そう、旅行にでかける前にきっちりと「投票」に行きましょう。「期日前投票は、すでに始まっています。」せっかくの権利ですから、行使せず、放棄する気持ちが理解できません。いろんな価値判断があり、自分の意見と完全に一致する人、政党はないでしょう。より自分の考えに近い政党、人物を選んで投票していただきたいものです。
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北海道旅行 2.3日目 札幌市編
小樽観光を終えると、次は「白い恋人パーク」へ。小樽は、バスが駐車待ちするほどの混雑でした。この白い恋人パークは、さすがにきちんとした誘導も付いた駐車場でした。歩道が、駐車場から分離されていて、安全に配慮がされているという印象を持ちました。有料エリアの入場券を買うと「白い恋人」を1枚いただけました。できたてだから、美味しいのですかね。外観は、子どもが遊びに来れそうな遊園地ぽいところがあります。とてもメルヘンチックな外観です。有料エリアですと、お菓子の工場で、「白い恋人」が出来上がっていく様子も見えるのですが、上から眺めるだけというのが残念です。いい香りがにおってくる場所だといいのですが、さほど近くで見られないのです。どうでしょうね、有料エリアは、そこまで行く必要もないかもしれません。白い恋人だけでなく、今まで見たこともないようなお菓子を見に行く、建物とその雰囲気を味わうだけでも十分に行く価値はあるかもしれません。もちろん、「白い恋人」のファンであれば、ぜひ訪れるべき場所でしょう。 白い恋人パークは、札幌市内。さらに市街地に移動していきますと、札幌で泊まる予定をしていたすすきのの「クインテッサホテル」があります。クインテッサホテルというと、地元近くの大垣市にもあるのですが、札幌の繁華街すすきのには、三店舗もあるようでした。ちょっとまぎらわしいですね。並んでいればいいのですが、3店舗が100mほど離れているのです。そのホテル名をしっかりと見ていなかったせいで、3つのホテルをすべて回ることになってしまいました。その3店の中では、一番新しく、ホテル前の道路に余裕があるのが宿泊する「札幌すすきの63」でした。ウェルカムドリンク、大浴場があって、客室のバスルームのシャワーの機能も使いやすく、朝食場所もきれいで品が良くて、品数も多めでなかなか良いホテルだと思いました。 さらに、宿泊した日は、ホテル前が、「やさこいソーラン祭り」のパフォーマンスを行う団体が出発する場所になっていて、とても活気のある大都市札幌を観ることができました。大音量の音楽に合わせて踊るよさこい、残念ながら踊っているのを見届けている観客が多くて、観られなかったのですが、6月の良い季節を迎えて、エネルギーを発散する季節に、このイベントというのは、よく合っていると思いました。 札幌の夜の宴会で、料理を運んでくれた若い男性の愛想良い対応に、職員が感心させられ、「あわびの踊り焼き」の楽しさで盛り上がったのちのに、祭りの雰囲気を味わったのでより興奮を感じたのかもしれません。そのあと、すすきの駅北の有名なラーメン店で、味噌ラーメンをいただきました。〆のラーメンとして、ハーフサイズを食べましたが、これほど麺にスープがよくからんだラーメンには、出会ったことがないと感じました。麺とスープの味は、最高の味でしたね。ハーフとはいえ、決して物足りない量ではなかったのです。30分待った甲斐があった味でした。さすが、本場味噌ラーメンの味だと思わされました。 翌朝は、市内を散策。すすきの駅を通り抜け、「大通公園」を通りぬけて、旧北海道庁の赤レンガの堂々とした伝統的な建造物の外観を眺め、札幌「時計台」へ行きました。様々な角度から、「時計台」を観るのですが、非常に古い建物であると思うのですが、手入れはされていて、形は美しいと感じました。小学生の時は、こんなに小さいのがあの有名な「時計台」かと、がっかりした記憶があるのですが、56歳の目は違いました。近くから観る時計台、旧道庁は、美しい建物だと思うのです。ところが、背後に鉄骨鉄筋コンクリートの高い建築物があるのは、非常に興ざめです。 札幌の大通公園とテレビ塔は、たびたび出かける名古屋の栄「久屋大通」「名古屋テレビ塔」に似ていて非常に興味深いところですし、親近感を覚えます。道路が碁盤目のように非常に整ってい二つの大都市。今回は、利用していない地下鉄の路線網も似ているようです。「官庁街」「商業地」とのゾーニングの考え方も。大都市の場合は、きちんと歩道が整備されて、歩きやすいのが良いですよね。 3日目は、場外市場と、羊ヶ丘展望台を見て新千歳空港へ。市場で、うに丼を食べたかったけれど、「7500円」って高いと思ったので、あきらめて、ウニいくら丼に。いくぶんか安くなったものの4000円以上。これは、観光地価格なのでしょうか?羊ヶ丘展望台、ここは羊が数匹いて(人により付こうとはしない)、なだらかに傾斜して市街地を見渡せる草原のようなところにあるのですが、入場料一人1000円とは高すぎるのではないでしょうか。クラークの像と一緒に記念撮影で、1度行けば十分と思われました。 多くの人が納得する北海道の食のおいしさ。対して、今回の旅行では、都市部がメインで、大自然にふれるたびでなかったのが残念という声も。北海道は、東や北の方に行こうとすると、不便だし、寒いし、高くなるしで、慰安旅行では限界があるかもしれませんね。6月の北海道はあまり暑くなく寒くなく適温で、湿っておらずさわやか。非常におすすめです。
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北海道旅行記2日目 小樽編
北の最大の商都は、最初は小樽であったようです。大きな港町の小樽は、栄えるのに好立地だったのでしょう。私が北海道に初めて行ったのが小学生だった1980年。その時の大手旅行会社の組んだツアーには、小樽観光は含まれていませんでした。おそらく、小樽は単に一つの古い都市に過ぎなかったからでしょう。バスで1時間とかからない道内の中心地札幌市の陰に隠れてしまっていることもあります。「観光地」を意識した地域おこしの前だったと思います。それから、約16年後に初めて行った小樽。非常に安い相部屋の部屋に宿泊して、歩いて回った小樽でした。丸1日かけて、じっくりと見て回れた1人旅でした。往時、「北のウオール街」と言われるほど金融機関の集中した小樽ということもあり、金融機関の重厚な伝統的建造物群、小樽運河の倉庫群に魅了され、海岸から駅にかけての緩やかな坂の続く街で、眺めの良さに感激し、市場のどんぶりのおいしさに舌を喜ばされた記憶があるのですが、何より魅力的だと思ったのは、海岸近くにある「北一硝子」を中心とした商店街でした。 今回は、その北一硝子から運河寄りへ300メートルほどの駐車場からの散策タイムおおよそ2時間半だったので、観られるところは、限られます。最初に行った時も、北一硝子近辺で、3時間くらいかけてみて回りましたから。私は、この北一硝子付近だけで十分満足で、今回は観て回りませんでした。約20年ぶりに訪れると、伝統的な建物の中で営業している店舗は、相変わらずで、ガラス細工の商品の品ぞろえには目を見張るものがあり、オルゴール堂の中の数多のオルゴールから流れてくるオルゴールの音色は、まさに夢心地にさせてくれるものがありました。これに加えて、増えたと感じるのが、「北のスイーツ」のお店でした。メロン、ホワイトチョコ、バター製品など、北の味覚をふんだんに使ったお店が増えているということです。北一硝子の街並みは、ディズニーやジブリの映画が好きという人には、好かれるのではないでしょうか。洋風のクラシカルな街並みであり、まるでディズニー、ジブリで登場する街の中に移ってきたかのような錯覚を覚えるような場所です。 訪れたのは、金曜日の昼前後でしたが、観光客で大賑わいでした。中学生、高校生という姿の生徒を数多く見かけましたが、さて?どこからの生徒さんだろうか。もちろん、空港からの利便性を考えると、鉄道で乗り換えなく90分ほどで着けるので、バス移動だけでなく鉄道でも移動しやすいので、多くの観光客が訪問しやすい場所というのもあります。そのためか、やはりインバウンドが多いですね。 坂の街でもあるので、海への眺望も良いです。海が少しづつ大きく見えてくる、迫ってくるという風景の変化も楽しめます。その他、2度目の訪問では、定期観光バスで訪れた田中酒造、小樽バインは、お酒が好きな当事務所の職員には、好評のようでしたし、もちろん、街中のサッポロビールも産地直送ですと、美味しいことでしょう。「食」「観」「聴」と五感を刺激する街であり、さらに口コミで街は発展するのではないかと思えます。そう、大都市札幌のような大規模な商業ビルがないのが、また楽しいのでしょう。古きものと、新しいものがうまく溶け合う港町小樽、まだ訪れておられない方にも、とてもおすすめの魅力たっぷりの街です。
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北海道旅行記 2日目 登別温泉・旅館 ホテルゆもと登別編
登別温泉 ホテルゆもと登別、部屋は数種あると思いますが、私たちは和室の大部屋3部屋を割り当てられました。男5人で寝ても、窮屈さを感じさせない広さでした。ここは、「冷房はなし」のようでした。強力な暖房に、二重の窓。暑かったら、窓を開けてくださいということらしい。かなり、大きく窓は開けられます。窓の外は、眺望は全くなかったのですが、自然がすぐそばにありました。冷房なしというが、北海道らしさを感じますね。6月、窓を開けたら、相当涼しく気持ちよく感じました。寒くも感じたくらいでした。水回りは十分にリニューアルされているようで、ウオシュレット付きで、広いトイレ、洗面ボウルが2つある洗面台と利便性は高いものでした。ついでにユニットバスもついていましたが、大浴場しか使いませんでした。 到着するときにたいてい置いてあるお茶菓子が、私は好きなのです。この宿は、温泉まんじゅうでした。黒糖味で、小さいけれど満足感のある味わい。人数分置いてありましたが、もっと食べたかった。ということで、売店で購入することにしました。岐阜に帰ってから、また食べました。こちらの売店は、営業時間が長いのが良いです。7時30分からオープン、夜もかなり遅くまで開いていました。 夜の宴会時も、平日のためか当方しか同じ宴会場で食事している客がいなくて、プライベート感がありました。朝は、ブッフェでスタッフとともに、7時の開始時刻に入店。私は、お決まりのように朝は、一番乗りすることを決めているのです。ゆもと登別さんの料理は、こんぶの出汁が非常に、味わい深くて、体に優しい感じがしました。おかゆの出汁、モーニングカレー、牛乳、温泉卵といずれも珍しいものではないのですが、全部、美味しいです。外の眺望はないのが残念ですが、ゆったりテーブルでゆっくり、じっくり食事させていただきました。日本の温泉宿は、ゆったり食事させてくれるのがいいところだと思います。隣国の食事のあわただしさを思い出します。日本人が、ゆっくり長居するのと正反対で、台湾人は食事が終わればすぐに席を立って帰っていきました。ゆもと登別には、あまり外国からの旅行客の姿は見られませんでしたが、登別地獄谷には多くのアジア人が、観光されていました。ひょっとして、日本人よりも多かったかもしれません。バスに乗る前、食後に温泉街を散策しましたが、鬼のモニュメントなど、撮影スポットも多く、もっと距離を長く歩いてもいいなあと思える場所でした。数多くの旅館ホテルが立ち並ぶ登別の温泉街。巨大ホテルが多いので、大きな浴場を備えるホテルが多いのでしょう。ただ、前回7年前に行った熊本の黒川温泉は、こじんまりとして、ひっそりしてやや秘湯感のある場所で良かったよなあと対比しつつ思いました。 2日目は、午前9時に登別を出て、小樽に向けてバスを走らせます。昨日のルートと逆向きに苫小牧→千歳→札幌→小樽と移動しました。 札幌から小樽の間は多くの住宅、事業所が立ち並びますが、それ以外は、自然が多く、初夏の美しい新緑が目にまぶしく感じられます。ずっと曇りであり、雨が降らないかと心配していました。
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参院選の前哨戦である都議選を振り返ると
1 冒頭、参議院議員大野泰正氏の言動は非常に残念だ 日本の政治、良くなってほしいと思うところですが、残念ながら地元岐阜の参議院議員の大野泰正氏は、公選法違反で起訴されました。今回の参議院選には出馬せずということです。ご自身の違反行為について、何ら釈明をせず、詫びることもなく説明をすることもせずというのが本当に残念です。私としては、大野氏を信用して投票してきたのに裏切られた気持ちです。違反行為をしたと起訴されながらも、自民党を離党しただけで、議員辞職もせず活動したのも理解できません。ご自身が、潔白だというのならば、きちんと弁明する記者会見を開くべきでしょう。いわゆる裏金問題、これで幕引きなんてとんでもないことであると思います。政治は、きちんとルールを守ってやってほしいところです。 さて、私は「政治」ウオッチャーとして世論調査があれば、きっちりと読みますし、それに対する各種意見をYouTubeで観ております。もちろん、投票結果などもじっくり見ます。かなり言われていることだらけかもしれませんが、私の意見を書かせていただきます。 私は、36年前の1989年の日本社会党おたかさんブームだった時に、中央大学在学中で、東京にて「都議選」と「参院選」の投票を経験しました。都議選の勢いそのままに参議院選が戦われました。それを踏まえると、同じ流れであるように思います。 2.自民が第一党から転落するのは、自然なこと、過去最低の議席数でも驚きはない。 裏金問題に対して、十分な抑止策を法制化しませんでした。自民党は、どこを見て政治をやっているのか、もう有権者に見破られてきたのではないでしょうか。「物価上昇」、「税金増」、「社会保険料増」という納税者の痛みに目を背け、減税は一切阻止という姿勢をとり続けているように見えます。昨年の12月に自民、公明、国民での幹事長合意はどうなったのでしょうか。いまだにガソリン税の「暫定税率」を廃止できません。それどころか、最終盤国会で、暫定税率の廃止の採決をせずに、廃止にしました。国民との約束を守る努力をしていないと映ります。小泉農水相のコメ放出をマスコミが騒ぎましたが、こんなもの、前の大臣が怠慢だったとしか思えません。小泉氏が、優れているのではないでしょう。きわめつけは、国民1人2万円の給付金でしょう。税収上振れで可能?であれば、ガソリン税の方を先やるべきじゃないですか。基礎控除もっと所得制限なく引き上げられるでしょう。公約「ルールを守る」という当たり前の事すら、できないのです。安倍総理の頃は、こんなにできない自民党ではなかったと思います。 3.石丸氏の新党「再生の道」、何をしたいのかよくわからない 都知事選で、小池氏に次ぐ得票を獲得した石丸信二氏による新党は、都議選に42人も擁立したものの、一人も当選できませんでした。石丸氏には、都議選をきっかけに大いに注目をして期待していたのですが、ちょっと残念な感じになってしまいました。まず、首をひねるのが石丸氏が、今回の結果に納得していると語ったことです。「擁立する」のに意味がある?いや、それは違うでしょう。出馬するからには、絶対当選するということで、挑むのではないでしょうか。元都知事の舛添氏も語っていますが、再生の道は、政党としての体をなしていないと。その通りであると思います。「政策がない」というのでは、有権者は投票という行動を起こしにくいものでしょう。党の代表が、現職の政治家でないというのも、理解しがたいですね。石丸さんも出馬して、一緒に盛り上げるべきだったのではないですかね。当選を目指さない選挙に、多くの候補を立候補させるというのは、立候補して当選し、都のため働こうと思っている候補者にも失礼なことではないでしょうか。石丸氏に、苦言を呈する選挙参謀はいないのでしょうか。一つの選挙区に一人と決めれば、当選した人もいたかもしれません。今回の選挙戦で、石丸氏は、政治家としての評価を下げたのではないでしょうか。 4.衆院選のブーム「国民民主」は、落ち着きいたが、「安定的な支持」を確保しつつある 山尾氏などの公認問題で、支持を一時よりも落としたものの、「手取りを増やす」はまだ生きている。同じフレーズを強調して、安心感を感じさせてくれる存在になっているのだろう。一定の支持を集める安定した政党になっているように思います。「103万の壁」、「暫定税率」の問題提起をした政党であり、完全に公約を実現できたわけではないが、実現に向けて着実に努力しているように見える化していることが、支持を安定させている要因ではないでしょうか。 5.公明、共産の支持者は高齢化し、今回の参議選も伸長は期待薄だろうと思える。 一定の強い支持者に支えられているのですが、支持者の広がりを欠いているように思います。おそらく、組織の高齢化で、機動力も落ちてきたのではないでしょうか。あと、機関紙が、時代遅れであると、読者が減っているのも大きいと思います。 6.参政党は、地道に着実に伸ばしてきている印象である。ネット、リアルとバランスよく露出していると感じられる。 立憲民主は、自民に対しての反対票が流れる先なのでしょう。都民ファーストは、小池都知事がバックにいるのが大きいのでしょう。都民に投票した有権者は、さて参院選でどこに投票するのか、これも大いに注目されるところです。
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6月の北海道(道央)へ従業員旅行 1日目登別温泉へ
前回7年前の2泊3日の従業員旅行は、北海道を予定していたものの、直前に大規模な地震に見舞われて急遽、九州に変更しました。そのリベンジのような今回の北海道への旅となりましたが、実は帯広近郊で地震が多発していました。今回の訪問地より、かなり東のほうなので、大丈夫と思い、今回は変更せずに行きました。私にとっては、ほぼ行ったことがあるところばかりでしたが、その前に行ったのが、23年前と大昔ですから。23年前というと、まだ33歳、新米パパの頃でした。2歳くらいの長男を連れての旅で、ちょこちょこと走り回る息子にひやひやであった記憶があります。いまだに、自然の猛威の跡があった洞爺湖畔、昭和新山で食べたシャケのおいしかったことが印象に残っています。その時は、まだセントレアがない時代。小牧空港から新千歳空港へ飛び立ちました。久しぶりの北海道ですが、職員の中には北海道は初めてという者もいましたから、時に国内でも未知の土地、食事に出会うのは良い経験であると思います。 1日目、今回は集合を名鉄岐阜駅にしました。6時前に発車する中部国際空港行き特急指定席に乗りました。こんな時間帯でも、結構の人数が岐阜駅に集まっているのに驚きましたが、名鉄岐阜駅で集合は、非常にわかりやすいと感じました。車内も非常に快適。4か国語でのアナウンスは、本当に必要だろうかと思います。アナウンスの時間が長すぎて、ゆったりしたい人には、ちょっと邪魔になるのではないかと思いました。中国人、韓国人にとっては、分かりやすいでしょうね。国として、これら2国の人には、もっと来日してほしいでしょうから、やらないといけないという主張もわからないわけではありません。 新千歳空港につきますと、すでに午前11時近くになっていました。あまり朝に食べていなかったので、相当空腹になっていました。バスを呼んで、千歳市の北の恵庭市にあるサッポロビール内にあるジンギスカン料理のレストランへ。12時前に入ったせいか、団体の中で私たちのグループが一番乗りという感じでした。広々と、落ち着いた空間での焼肉でした。特に外がよく見えるという場所ではなかったのですが、やはり北海道の自慢であるラム肉のおいしいこと、くせになる美味でした。嫌なにおいがせず、どちらかというと、良い香りなんですね。他に牛肉、豚肉、鶏肉もありましたが、やはりラムが一番でした。職員には、ビールが大好きという者も多いのですので、聞いてみると、やはり本場「サッポロ」の味は違う!ということでした。私、すみません、下戸ですし、脳血管疾患をやっておりますので、飲酒は完全に控えております。アルコールに関するご質問は、他の職員にお尋ねください。 腹ごしらえして、そのあと「ビール工場見学」とかもまた良いのでしょうが、残念ながら今回は行きませんでした。途中、樽前山を望むパーキングエリアで休憩ののち、登別温泉へ。登別地獄谷の入り口で記念撮影ののちに、各自約1時間ほど散策しましたが、相当遠くまで足を運んだツワモノもいたようでした。1日目は、登別温泉がメイン。宿泊したゆもと登別。旅行代理店さんに手配いただきましたが、なるほど、温泉街の中心的な場所にあり、名所であるクマ牧場のロープウエイ乗り場にもほど近いところにありました。しばらく休んだのちに、クマ牧場へ。4人乗りの小さなロープウエイは、次から次に来ますが、クマ牧場へは、結構長いなあと思いました。周りは、うっそうとした森であり、気持ちよさを感じます。クマ牧場、最初に見とれたのは小さなヒグマ。見ているだけで、癒される。かわいらしい姿でした。とても、人を襲ってくるようには見えないのですが。高台に上ると倶多良湖という周りを森に囲まれた神秘の湖が見られますが、この姿も美しい、その反対側に見渡せる太平洋も見渡せるところです。6月ですが、さほど暑くなくややひんやりとした空気感が、また気持ちよさを感じさせられました。大人のクマにも当然出会えるのですが、その大きさに圧倒されますね。クマにえさやりもできるのですが、投げてもさっとカラスがえさを奪い取っていき、クマにあげられないこと、たびたびでした。ロープウエイとも合わせ大人2600円(団体割10人から)。料金相応に楽しめると思います。ただ、ロープウエイまでの道は、険しいので、暑いと大いに汗をかくでしょう。せっかく温泉に入ったのに、汗だくはちょっとなので、温泉に入る前に向かうことがよいのではないでしょうか。 温泉好きな私は、登別の湯に夜と朝二度入りました。いずれも1時間近くの入浴でしたので、よくそんなに長く入れますねと言われましたが、この旅館のお湯は、熱い湯もあったのですが、比較的ぬるめのもあって、ぬるいのを長く入れば、長く入れるのではないかと思うのですけどね。朝と夜では、階が違っていましたが、いずれも余裕のある広さでした。脱衣場、湯船、洗い場とも広いし。硫黄泉はじめ、5種類くらいの温泉の種類があるので、楽しく入浴させていただきました。 うーん、やはりこういう話題になると、たくさん書いてしまいます。 「ホテル登別ゆもと」さん、なかなか良いお宿でしたよ。また、2日目のところでご紹介させてもらいます。
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岐阜県サラマンカホールは魅力的
岐阜県の施設であるOKBふれいあい会館。私どもも、そこでセミナーを開催したことがあるなど、非常に身近な施設です。付近に高い建物というと岐阜県庁の新庁舎、岐阜県警察本部がある程度で、構想の建物がありません。そのため、14階のレストランからの眺めの良いこと、展望会議室、展望レセプションルームなどもあり、近くを流れる長良川、養老山地、伊吹山などの姿も良く見られます。眺望目的で来られても良いのですが、2階にあるサラマンカホールは、クラシック音楽好きには、たまらないほど魅力的なホールであると思います。 このホールは、やや小ぶり700席程度の大きさの中型ホールなのが良いところであると思います。最後部で観ても、さほど遠さを感じさせない広さです。サラマンカホールの「サラマンカ」とは、スペインの都市の名称であるようです。そのサラマンカ聖堂にあった古いパイプオルガンの修復にを岐阜県の技術者である辻宏氏(故人)が協力されたようです(サラマンカホールHP参照)。そして、その辻氏が、建造されたオルガンが、サラマンカホール舞台中央に鎮座しているのです。オルガンのパイプの美しさ、立派さにも目を奪われるものがありますし、パイプオルガンとホールの配置バランスもまた均整がとれていて、美しさを感じます。絵になる美しさと言ってよいと思います。 もちろん音楽鑑賞のためのホールであるからには、一番肝心なことは、「音」の良さです。それもまた絶妙であると思います。適度に音が混ざり合う。混濁しない音の明瞭さ、響きが残る時間も心地よく、弱い音も存分にそのデリケートさが「味わえる」という感覚です。最近の2つの公演での奏者は、最大3人なので、数多くの奏者がフォルテで演奏するシーンを聴いていないので、その場合の感想は言えません。今度オーケストラの演奏会で、大音量時のサラマンカホールの響きを味わいたいと思っています。 サラマンカホール、車でのアクセスはまずまず便利な国道21号線にほど近いところにあるのですが、公共交通ですと、岐阜駅からふれあい会館行のバスがありますね。西岐阜駅から徒歩になると25分ほどかかるようです。歩けない距離ではないですが、若干遠いですね。その代わりホール主催の演奏会の後には、西岐阜駅まで直通する無料シャトルマイクロバスを運転してくれています。駅前まで乗せていってくれるので、うれしいサービスです。 主催公演は、質が高いものを選ばれていると思うのですが、大編成の管弦楽団がサラマンカホールを使用して演奏するのはまれだと思います。収容観客数も限られるから、大編成の管弦楽は難しのでしょうか。主催者も、少人数の演奏者の方が、ホールの特性を生かせると思われているのだと思います。 いい器があっても「いいコンテンツ」がないと、宝の持ち腐れになりますね。そう思われるところ、1ヶ月に1度は、興味深いプログラムを主催していただけるサラマンカホールスタッフに感謝しています。岐阜県民に良い芸術を届けてもらえていると感じます。これからもよろしくお願いします。
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国内便ANAがやっぱり好きだな
国際線で面倒だと思うのは、入国審査があって、手荷物検査が厳しいことです。また、日本語が通じないこともあることですね。空港のチェックインを2時間前に済ませなければならないことも、海外旅行に出かけたくなくなる要因なのではないでしょうか。もちろん、飛行時間も韓国以外は長いので、窮屈な思いをしなければなりませんしね。トイレを我慢するのも限界で、機内の狭いトイレで用を足さないといけません。当たり前のことでしょうけど、パスポートを常時携帯しなければならず、たびたび提示する必要があったりします。 これらを乗り越えてまで、海外旅行に出かける価値はあるのだろうかとも思わされたのが、先日行った北海道へのフライトでした。 やはり、手軽な国内旅行。空港には1時間前に着いていればよいのがうれしいことです。手荷物検査、荷物預けが終われば、すぐに飛行機に乗り込めるぐらいに待ち時間なく行けるのは、ありがたいものであるし。日本国内程度の飛行だと、さほどトイレを意識する必要もないのではと思います。何より、客室乗務員が、ほぼ日本人であることでしょう。言葉が使い慣れた日本語であるというのは、本当に気分をらくにしてくれるものです。 さらに、その航空機がANAとなると、なんとなくさらに安心感があると思うのは私だけでしょうか。あの青空色を基調にしたロゴマーク、落ち着いた機内デザインも、自分の心を安堵させるものです。機内の席の前にあるポケットにイヤホンを入れずに、乗務員がイヤホンを必要な人に配るというのは、良い工夫だなあと思いました。イヤホンを必要とせず、自身のスマホで音楽を聴いたり、映像を見たりする人もいるだろうから。そして、飴を希望者に配っていましたが、これもコストはさほどかからないけれど、良い工夫だなあと思います。飴をなめていることで、飛行機の上昇下降で発生する気圧の変化が原因の耳の違和感を軽減しやすくなりますね。 セントレアから北海道新千歳空港までは、1時間半程度と、新幹線で言うと、名古屋品川間に近いと思うのですが、あっという間の到着なので、機内では、機内食がなく、ドリンク1杯だけですが、これは特に気になりませんでした。 私にとっては、「ANA」は、なぜか落ち着きを感じさせる、身をゆだねられる存在なのです。これが、ブランドというものでしょうか。「ANA」には、ずっと良いイメージを持たれる会社であり続けてほしいなあと思っています。