けやきパートナーズとは
税理士法人いび会計センターは、創業50年を機に「けやきパートナーズ税理士法人」と名称変更いたしました。 けやきパートナーズは、揖斐川町に位置する地域密着の「税務」・「法務」・「労務」・「保険」サービス等を提供する「ワンストップ型」事務所です。
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COLUMN
コラム
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芸術の秋、辻井伸行さんの優しさあふれるピアノにほれる!
昨年は、三男の受験イヤーということもあり、好きなコンサート、旅行をやめて、ひたすら息子の応援に徹する年にしていました。その甲斐もあってか、3月には、三男が高校の3年間ずっと思い続けてきた第一志望の大学に合格してくれました。四人の祖父母と一緒に祝う席ももうけました。祖父母は、私たち以上に喜んでいました。その喜ぶ姿を見て私も誇らしく感じたものです。それから、念願の大学には、親子晴れ晴れした表情で入学して、大学生活を送り、長い夏休みを経て、再び授業が始まった10月。早くも半年経ち、親の方も、息子の方も、新しい生活になじんできたように思います。 10月は、多少の残暑が残っていても、汗ばむような陽気になることも少なくなり、歩き回りやすい日々になりますね。屋外で楽しむ催しも良いですね。BBQも良いでしょう。食欲の季節のBBQ、これもまた格別です。私のように、手足が不自由になると、屋内で楽しむ娯楽である音楽鑑賞などの芸術鑑賞も良いと思います。 10月17日は、愛知県芸術文化センターコンサートホールに「究極の室内楽」を聴きに行きました。ずっと辻井伸行さんの演奏を生で聴いてみたいと思っていたところ、前日にメルマガでたまたま見かけたのが、このコンサート。ピアノの辻井さんと、ヴァイオリンの三浦文彰氏のコンビが見られる魅力的なコンサートであると知った。さらには、トランペットの超人的な技巧を披露するナカリャコフの演奏も聴けると。これは、ぜひとも行きたいなということで、前日にチケットをネットで購入。ホール中央の良い席だし、楽しみに行きました。ブラームスのピアノ四重奏曲第1番四楽章、この曲は、シェーンベルクが編曲した管弦楽版がとても好きで何度も聞いているが、実は原曲は初めてでした。それにしても、エネルギーのほとばしりを感じる演奏でした。音楽の推進力で、体が火照るのを感じるほど。できれば、全曲聴きたいくらいでしたね。後半のモーツァルトの狩、シューベルトますは、室内楽曲の中でもとりわけ有名曲。メロディの美しさに聞きほれました。 もっとも演奏時間が長い奏者は、ピアノの辻井さん。やはり、辻井さんのピアノを聴きたいと集まる人が多いのでしょう。ピアノの独奏というのは、今回なかったのです。しかし、辻井さん盲目なので、他の奏者と、目と目を合わせて合図などすることはできないと思うのですが、他の奏者との調和が素晴らしいと感じました。辻井さんの演奏は、他の奏者を決して邪魔せず、引き立てているのですね。ピアノが主旋律パートという場面においても、ひたすら自己主張をしないのが良いと感じます。他の奏者を包み込んでくれる、暖かみのあるサウンドが奏でられるのが辻井さんの特徴なのかと思わされました。本当に、辻井さんのピアノを聴いて他の奏者がより楽しそうになっている様が、その音からは感じ取れます。ヴァイオリンの三浦さんの音色は、実に美しく、瑞々しく、高貴さにあふれています。もちろん、チェロ、ヴィオラ奏者の音も超一流のものです。超一流ソリストが、本当に楽しそうに奏でる音楽、観衆に響かないはずがないであろう。観客の熱狂に包み込まれた一夜でありました。 辻井さん、演奏が終わると毎回、何度も深くお辞儀をされますよね。それに何とか応えてあげたいと思うのです。目で見られるならば、観客の熱い思いは伝わるのでしょうけど、拍手の大きさ、会場の雰囲気で、辻井さんに、「素晴らしい演奏ありがとう」という思いは伝わるのでしょうか。何とか、聴き手の思いを奏者に伝えたいと、そんなことを考えつつ帰路に就きました。辻井さんが、なぜそんなに人気があるのかが、理解できた公演でした。
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自民党総裁選、高市氏の総裁選出に思うこと
一年前の石破総裁選出の時から、違和感だらけであった自民党の体質。ようやく、「民の声」を聴く気になったのかとほっと胸をなでおろした土曜の高市総裁の誕生劇であったと思います。政治が、われわれ庶民の痛切な叫びを無視して、違う方向に行っているというのを感じたことが、衆議院、都議選、参議院の与党大敗につながったのではないでしょうか。国民民主党と与党が合意した二つの事項、ガソリンの暫定税率廃止をすること、年収の壁を178万円をめざして引き上げること、という約束事があまりに、粗末に扱われ、約束を果たさない自民党に堪忍袋の緒が切れた有権者は多いのではないでしょうか。約束事を守らない、言ったことが次から次に変わる石破首相の政治姿勢に、政治を変えてほしいという思いが爆発した結果ではないかと思えます。中には、いまだに石破さんは悪くない、自民党の体質が悪かったという人もいるでしょうけれど、私は、石破氏の国会答弁はあまりに冷たく、誰のための政治をしているのか分からない態度であったようだと感じました。 一方の高市氏、初の女性総裁ということで注目を集めていますが、愛する日本、日本の国土を守り、今まで日本を形づくって来た先人への感謝すると感じられる唯一の候補者であったと思います。もう一度「日本を高い位置」に押し上げてくれる首相になってくれる人物だと思えます。自民党内の選挙で決まった高市氏。全党員の4割もの支持と圧倒的でしたので、高市さんの下で一致結束して、この日本が置かれている難局に対峙していただけたらと思います。おそらく総理大臣になられるでしょう。サッチャー英首相のような「鉄の女」であってほしいですね。自分の「節」を曲げずに、妥協なく、自民党の、日本を「洗濯しなおしてください」。期待しております。 高市氏、とてもタフなようですで、ワークライフバランスなど捨てていいっていう覚悟を持たれているようです。倒れない程度に頼みます。株式市場は、高市総裁歓迎ムードのようで、大幅に株価が上がりました。やはり、民の節約志向を崩すには、減税による懐をあたためる政策でしょう。積極的な財政、金融政策をうたった安倍氏の後継としても期待しています。あの人気実力ともにあった安倍さんの後継なんですから。日本をもう一度輝く国にしてくれると信じたいです。 さて、高市さんの政策を推進するためには、内閣支持率を高く保つことでしょう。そして、高市さんを貶めるような風評には、耳を貸さないことでしょう。日本を良い国へ!党派、主義主張を超えて向かっていくことを願いたいですね。
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「あんぱん」も見納めかあ
この半年、ずっと連続テレビ小説「あんぱん」を見続けました。飽きもせず、ずっと見ていられました。 名セリフのオンパレードでセリフに心打たれたことの何度あっただろうか。人が発する「言葉」の重要さ、とともにそのセリフを発する際の表情、声色なども重要な要素であると思わされます。そう考えると、やはり登場する姪俳優陣の演技の重要性は、非常に高いと思いました。 登場人物として、主役2人。やないたかし役の北村匠海さん、その妻である暢(のぶ)役の今田美桜さんには、心からの大拍手だなあと。アンパンマンを生み出したたかしさんを支え切っている暢ちゃん。うーん、やっぱり今田さんの明るく快活な笑顔、活発に走り回る姿がこのドラマの華なのかもしれません。このドラマを見ると、一日元気が出るなあと感じさせてくれる、そんな今田さんの演技に、心躍らされる思いがしました。たかし役の北村さん。イケメン俳優として、確固たる地位を築いていると思うのですが、若干地味な感じのキャラクターでしたね。その分、暢ちゃんが引き立っていたのかもしれません。 数多くのキャラクターが登場するので、全部を評するのはしませんけど、印象に残ったのは、パンを焼く阿部サダヲさん演じる「やむおんちゃん」は、とてもコミカルな役。彼が焼くあんぱん食べてみたいと思わせてくれました。アンパンマンのジャムおじさんのモデルみたいですね。「あんぱん」、25年上半期にはよく売れたのではないでしょうか。若手俳優高橋文哉さん演じるたかしの親友「けんちゃん」も、好きなキャラクターです。たかしとの出会いもまた強烈なインパクトでしたが、暢ちゃんの妹妻メイ子との喫茶店での愛を確かめ合うシーンが、うーん良かった、胸キュンでした。時折出てくるたかしさんのお母さん役松嶋菜々子さん。やっぱりきれいで、貴婦人。存在感があるなあ、マイペースで、たかしさんを愛しているのだけれど、すれ違う親子感が、このドラマに一つの香辛料を交えているかのような印象を与えてくれます。そして妻夫木聡演じる八木さん。どこまでも、陰ながらにたかしの後援者となってくれるが、どことなく冷めたように見える存在として描かれています。やはり妻夫木さんの存在感もとてつもなく大きく感じます。再登場の際の喜びが、私の中では非常に大きかったんです。かっこいいおじさんになられたなあと思わされます。 登場人物は、ドラマの進行とともに年齢を重ねていくのですが、同じ人が演じているんですよね。その老けメイクも楽しく見させていただきました。ずいぶんと白髪が増えてとか、動きがゆっくりしてきたとか、そのあたりも気にしながら作られているのでしょう。やはり、年を取っていくリアル感を出す、時間の流れを出さないとということでしょう。 連続テレビ小説というと、付き物なのが「挿入歌」ですね。今回の音楽は、ラッドウィンプスが演奏していますが、賛否分かれる感じはしますが、私は「君の名は。」の時からのファンで、音楽の疾走感と、野田洋次郎さんの透明感ある歌声が好きです。現代的な感じがして良いではないですか。 いずれにせよ、「逆転しない正義」を求め続けて、歩み続けた「たかしさん」と「暢ちゃん」の物語である「あんぱん」も終着駅に着こうとしています。ですが、「それゆけ!アンパンマン」という作品、マーチに、ドラマ「あんぱん」でたびたび出てくる土佐ことば「はちきん」「たまるかあ」は、残ってほしいなあと思いました。
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