けやきパートナーズとは
税理士法人いび会計センターは、創業50年を機に「けやきパートナーズ税理士法人」と名称変更いたしました。 けやきパートナーズは、揖斐川町に位置する地域密着の「税務」・「法務」・「労務」・「保険」サービス等を提供する「ワンストップ型」事務所です。
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コラム
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受験。初志貫徹、よくやったな!
息子が、就活、受験という1年でしたが、この3月にようやくピリオドを迎えることができました。 高校1年生からずっと同じ大学を第一志望に掲げてきて、そこに合格することを目標として高校3年間を送ってきました。親からの「もっと受かりやすいところで」という言葉にも心揺るがずに、「初志貫徹」してくれました。第一志望校を受験して、見事に合格を勝ち取った息子に、よくがんばったと言ってやりたいと思います。やり切ってくれたことを誇りに思うし、本人は大変な自信になったことでしょう。 受験は、2月下旬ということで、その間は緊張して待っていたのですが、その間に高校の卒業式がありました。 岐阜県の高校は、3月1日に卒業式を行うと決めてあるのでしょうか、3月1日は土曜日であるのですが、実施されました。土曜日実施であるためか、両親とも参加するという方も多かったですね。よく晴れた日に、緊張しながらも堂々と体育館に入場してくる卒業生たちを観させていただき、やはり人生の一区切りを見届けるというのは大事なことだなあと思わされました。入場は、音楽部の合唱「365日の紙飛行機」をバックにしてでした。これも、卒業式にふさわしいと思いました。卒業生代表らの言葉に、すべて入学1年目での「コロナ」でのマスクありでの辛い生活が思い起こされ、特につらい時期を送ってきた年代だったんだなあと胸が熱くなってきました。コロナを乗り越えて、大きく成長した高校時代だったと胸を張って言えるという卒業生が多かったのかもしれません。退場の際は、吹奏楽による「エール」(いきものがたり)が流れる中で。歌詞はないものの、歌詞を思い起こしながら聴くと、じんわりと涙が出てきました。式典の中で、生徒たちが演奏する音楽って、上手い下手は関係なく、感動してしまう。これで、3人とも高校を卒業させることができたんだなあと思う安ど感も相当ありました。 卒業式終了後に、クラスルームに移動して、最後のホームルームを親も見学させていただいたのですが、大半の生徒が合格発表待ちであるだろうに、すごく明るい表情で、「このクラスで楽しかった」という感想を言っていましたが、本当に良い仲間たちと切磋琢磨して学習できたのだなと実感できて、これにもまた感謝の気持ちがわいてきました。この高校は、自由と明るさがあって、やっぱり素晴らしい伝統校であるなあと。晴れ晴れした気持ちになって帰宅しました。そのあと約1週間ほど後の合格発表。 やっぱり、まわりの仲間たちも高い目標を掲げて頑張り続けているから、それに引っ張られてもいるのだろうなあと思わされたのでした。親として、「遠出しない、演奏会いかない」ということをしていましたが、久しぶりに夫婦で3月中旬に名古屋フィルハーモニーの演奏会に出かけました。
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スマホで確定申告、今年もやってみました 「乙」欄ってなにか?
もちろん、税理士事務所ですから、自身の申告についても「事務所で使っている所得税の確定申告ソフトを使えばいい」のでは?という声もあるのでしょうけど。「スマホ」と「マイナンバーカード」で完結するから「スマートに確定申告」しようという税務当局の呼びかけに応じて今年もやってみました。 興味半分でもありますし、ひょっとしてお客様より聞かれるかもとか思うと、「試しに」やってみるというのは税理士として大事なことではないかと思うからです。 まず試したのは、給料2か所にふるさと納税の1か所の申告の妻の申告。これは、さほど難しいものではないなあと感じました。「年末調整を行った源泉徴収票」「行っていない源泉徴収票」を別々に入力するところ、まずわからない方がおられるかもしれません。。「年末調整を行ったか否か」の判断は、「摘要」という文字が用紙の中央あたりにあると思うのですが、その横に「年末調整未済」と書いてあるかどうかで判断できます。それか通常、年末調整していない源泉徴収票は、金額が3ヶ所書いてあるだけです。「支払金額」「源泉税額」「社会保険料」の数字です。逆に入力しようとしても、入力できる欄が足りないということで、間違いに気が付くことでしょう。 「年末調整を行った源泉徴収票」は、1枚しか入力できません。これは、年末調整については、1番支払いの多い勤務先で行うということです。当然、2か所以上で年末調整を行うことはできないということも意味します。年末調整は、メインの給料から行い、メイン外の給料のほうでは年末調整を行わないということです。メインでない給料のほうは、必ず「源泉徴収額」が出てくるのです。メインでない給料のほうを税額表の「乙」欄で源泉徴収を行っています。 ですから、2ヶ所以上の給与を支給される人は、確定申告しなければ、正しい年間の所得税を算定することができません。 ただ、何らかの理由で年末調整されていない給料のみしかない方を見ることがあります。この場合は、税金を払いすぎていることもありますので、確定申告することです。そして、払いすぎた税金を戻してもらうのです。 そのようにならないために、「扶養控除等申告書」は、必ず給与をもらっているいずれか1ヶ所に提出しましょう。この申告書を提出している先で、年末調整を行いますから。 スマホによる申告に戻ります。感想としては、専門的な知識を持っている人が、隣にいて用語について確認しつつ進んでいくならば簡単だと思います。ただ、税に対する知識が乏しい方にとっては、「用語」に戸惑うのではないでしょうか。 インターネット上に数多くの専門用語の解説が掲載されていても、説明がわかりにくいかもしれませんね。そんな時に、ちょっと聞ける存在として税理士は、存在しています。どちらかというと、税理士は「教えたがる」タイプが多いのではないでしょうか。軽い質問でもお待ちしていますよ。そう、複雑な案件については、やはり料金はいただくことになりますが、専門用語の意味を分かりやすくってところは、税理士事務所は、得意であると思います。
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名古屋市立美術館にて
名古屋の伏見駅から南に行くと「白川公園」があります。その白川公園の中に、名古屋市科学館と美術館があります。科学館は、プラネタリウム見学で数回行ったことがありますが、美術館は今年2月に初めて行きました。ほぼ科学館と隣り合わせで、入りやすい美術館ですね。美術に対して、素養が全くありませんが、2番目の息子が、大学で油絵を専攻しているので、親として、絵画の良さを味わう機会を持つべきだと思い、美術館に入場しました。「FORON展」が特別展示で開催されていましたので、鑑賞しました。カラーを重ねる技法ではなく、シンプルな描き方の中に、「どきっと」させられる社会風刺を盛り込んだ画風であり、想像力を掻き立てられました。 FORON展を見終えてから、常設展示を見て回ろうとしたとき、「私、ボランティアで、作品の解説していますが、よろしければガイドを受けませんか?」という女性に、無料ガイドをしていただきました。「ガイド」さん一人、そして説明されるのは私一人です。そのガイドさんは、一方的に話すのではなくて、私に「この絵画に書かれている女性は、どんな職業だと思いますか?」「どんな表情をしているのでしょうか?」のように、私が考えたことを表に出すようにしてくれるのですよね。それで、「それは違います」とは言わず、「そういった見え方もありますよね」「いい発想ですね」と好意的な反応をしてくれたんですね。やっぱり気持ちいいものですね。会話する際に、できるだけ相手を否定せず肯定的に聴く、時にほめつつ聴くというのは、コミュニケーションにおける極意だと思いました。ガイドさんのおかげで、気持ちよく美術館の作品を見て回れて、名古屋市美術館にまた来てみたいと思わせてくれました。 白川公園から伏見駅に戻る途中に、やや小ぶりではありましたが、音響の良い「しらかわホール」があって、オーケストラのコンサートを聴きに行ったこともありました。指揮者の松尾葉子さんのサインをいただいたこともあった場所でもあったのですが、残念ながら閉館してしまいました。クラシック音楽に限定した会場では、維持が厳しいということですかね。私が、初めて生のオーケストラを聴いて感動した「大垣市民会館」も、昨年3月に閉館してしまいました。さびしいことです。 さて、そこで今まで行われてきた「確定申告会場」は、今年から「大垣市情報工房」に移ったようですし、税理士会が無料相談を開催していた「イオンタウン」も「情報工房」へと移っていきました。今まで定着してきた大垣市民会館が、大垣市情報工房に集約されるというのは、これも時の流れなのでしょうか。イオンタウンでの相談会だと、1階のフードコートで、ランチするのも楽しみの一つでしたが、情報工房だと、お食事処は若干不便かもしれませんね。 確定申告の話題になったところですので、次回は「確定申告」をテーマにお届けしたいと思います。
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