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時代が変わっても変化させないものを大切に  モスバーガー好きの視点で

西暦2025年が明けてから、早いもので1か月経過しようとしています。2025年の皆様の事業が発展する年になりますようにお祈り申し上げます。といえど、「やることをやらない」会社には、発展、繁栄は、もたらされません。他人任せではなく、会社の代表者自らが、ご自分の運命を切り開いていくという心構えで事業に当たっていただきたいと思います。中小企業の浮沈を決めるのは、代表者の力量にかかっています。代表者は、自らの会社を絶対に良くするという覚悟を持つべきです。

良い会社の条件とは、どういうことでしょうか。私は、いかにお客様に対してお役立ちいただけるかだと思います。そして、お役立ちできた成果として、それが「売上の増加」に結びついていくことでしょう。売上が十分に上がらないというのは、そもそも自社の商品、サービスがお客様のニーズ、社会の求めに対応できていないのではないかと疑い、検討していく必要があるでしょう。

1月20日に、できたてのハンバーガーを売る店「モスバーガー」にふらっと立ち寄りました。税理士会大垣支部例会の前にあの新鮮な野菜とほかほかのバンズに包まれたジューシーなハンバーガーを食べたいと思ったのです。私と「モスバーガー」との出会いは、18歳の時でした。1それ以来40年近いモスバーガーの大ファンです。最初のきっかけは、友人が、「モスバーガー」でアルバイトしていて、「テリヤキチキンバーガー」をすすめてくれたことでした。シャキッとパリパリのレタスと、たっぷりとしたマヨネーズに、テリヤキソースの甘みとチキンの肉汁が絶妙の取り合わせであるし、それらを包み込むバンズの柔らかい中にも、しっかりと歯ごたえのある味の良さに、すぐにファンになってしまいました。それから、モスバーガーは、対抗するハンバーガーチェーンに店舗網では圧倒的に押されながらも、根強いファンを持ち続けてきています。その秘訣は、できたてで圧倒的に美味しく健康志向のバーガーを作って提供しようという心ではないかと思います。

ただ、そのように手間と原材料コストをかけたものは、原価が大きくかかるのでしょう。このところの物価高で、とうとうおすすめランチセットが1220円になっていました。今までの感覚では、800円までに抑えられたらという感じですよね。一瞬、「高いなあ」と思いましたが、これも時代の流れだし、絶対に美味しく食べられるからという安心感から、注文しました。

今は、注文窓口で注文を伝える方法ばかりでなく、「座席にてスマホを使って注文」できて、ネットで支払いが完了できる時代です。そして、注文品は、ロボットが届けるまでにはなっていませんでしたが、店員さんが運んでくれました。アボカドがたっぷり入ったハンバーガーをいただきました。アボカドってこんなにも美味しいのという驚きがありました。

モスバーガーの不変の価値は、やはり「新鮮で安心な食材を使った美味しいバーガー」ということではないでしょうか。そして、提供方法は、時代に応じて変えていっています。経理の方法、皆さん手書きの経理は、をもうそろそろ卒業しませんか?スマホ、パソコンを十分に活用しませんか?いつのまにかそろばんが電卓になりましたね。それと同じようなものです。時代に、経営を合わせていくのも経営者の務めです。買い手の満足度を高めて、コストに見合う値付けをするのもまた、経営者の務めなのです。